昭和レトロスポット静岡

【熱海】坂の途中の純喫茶「ぐりむ」・昭和の面影が残るレトロな喫茶店で幸福なひととき。

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【熱海】坂の途中の純喫茶「ぐりむ」・昭和の面影が残るレトロな喫茶店で幸福なひととき。 昭和レトロスポット
【熱海】坂の途中の純喫茶「ぐりむ」・昭和の面影が残るレトロな喫茶店で幸福なひととき。
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昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」
熱海駅前のアーケード街。多くの観光客で賑わう。

ある日の朝方、突然脳内で『熱海に行けばいいじゃな〜い』とのお告げが聴こえた。

熱海!?実は筆者、子供の頃に少しだけ住んでいたことがあったのよ。特に良い思い出もない場所だけど、立派なババアになったいま、子供の頃のノスタルジーに浸りたくなったのだろうか?

ともかく、お告げ(?)に従い、急いでその日の新幹線を予約。

まぁ、如何せん思い立つまま来たもんだから、全くのノープランなわけ。

ノープランなりに行き先を色々考えている中、熱海にはレトロな喫茶店が多いことに気がついた。

いまやSNSには、熱海のレトロ喫茶がこぞって投稿され、レトロブームの昨今はそんなレトロな熱海を求め、ナウなヤングが訪れていると聞くわ。

筆者もそんなブームに乗ろうと、SNSでよく見る人気の喫茶店に行こうと思い、熱海駅から坂を下り市街地へと向かう。

・・・とっ!その道中、SNSでは見かけない超絶素敵な喫茶店を発見してしまった!

しかも喫茶店はあるにも関わらず、GoogleMapには喫茶店の表示がされていない(2024年2月現在)いまやGoogleMapに表示されないなんて、どんだけ貴重なの!?

でも本来は、たまたま見つけた素敵な喫茶店に入るってことが、旅の醍醐味だったりするのよネ。

最近GoogleMap頼りになってしまっていた自分を少し反省しつつ、思いつくまま坂の途中で偶然見つけた素敵な喫茶店「ぐりむ」の扉を開けたわ。

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昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

熱海駅から坂を下り5分ほど歩いていると、「coffeeぐりむ」と書かれたレトロな看板が見えくる。

オレンジ色の看板や赤色の庇は強い昭和感を放ち、絶対に良い喫茶店だということが伺える。

こんなに素敵な喫茶店を見かけて、入るなって言う方が無理じゃない?

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

喫茶店と一緒に、杉山園茶店というお茶屋さんを営んでいるようで、コチラはGoogleMapでも表示されていたわ。(2024年2月現在、口コミの投稿もなし。)

筆者は子供の頃、この道を何度も通っていたのだけど、当時は全く気にも止めていなかった。(まぁ子供だったし・・・)

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

レトロ感あふれるフォントで書かれた「coffee ぐりむ」の看板が、とてつもなく愛おしい。

木製の扉も温かみを感じ、客人を優しく迎え入れてくれるわ。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

「ぐりむ」の扉を開くと年配の感じの良いママさんが、気ままな一人旅の筆者を優しく迎え入れたくれた。

店内は4人がけの席が3組に、2人がけの席が1組とかなりこじんまりとしている。そして全席喫煙可能という店内に、昭和の面影を感じなんだか嬉しくなってしまう。

まぁ、煙草が嫌いな人は気をつけた方がいいけど、こういう喫茶店て常連さんや喫茶店が好きな人が行く場所だから、なんら問題ないのかも。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

丁度よい狭さの店内は、非常に居心地がよい。

一寸おばあちゃんの家を思わせるアットホームな内装に、思わずまったりとしてしまう。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

この椅子カバー、正におばあちゃん家感があるっ!!!

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

飾られた造花も昭和の雰囲気で素敵♡

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

壁にかかる鳩時計もレトロ♡

昭和の頃からここで時を刻んできたと思うと、なんだかグッきちゃう。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

店内にはレトロな食品サンプルが飾ってあり、昭和のムウドを高めてくれるわ。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

そして店内にあった「喫茶ぐりむ」の看板も、店外の看板に負けず劣らず素敵すぎる♡

ちなみに静岡の伊豆地方では、茶葉がぐりっと丸まった「ぐり茶」というお茶が有名。お茶屋さんも営んでいる「ぐりむ」、まさか店名は「ぐり茶」から来ているのだろうか??

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

そして壁には大正14年の「熱海案内全図」と書かれた古地図まで飾ってあるじゃないの!

大正14年(1925)は熱海駅が開業した年。当時の東海道線は御殿場経由(現:御殿場線)だったため、開業当時の熱海駅は国府津駅起点の熱海線と呼ばれた路線の終着駅として開業したの。

地図を見てもその様子がわかり、とっても興味深い!

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

当時の熱海駅の写真まであるじゃないのっ!!貴重!!

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

店内の昭和っぷりと貴重な資料に興奮していると、注文していたフレンチトースト(750円)コーヒーフロート(650円)が到着。

フレンチトーストにちょこんと乗ったさくらんぼが、いいアクセントになりすっごく可愛い♡

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

行き当たりばったりで入った喫茶店で、こんなに可愛いフレンチトーストが拝めるとは思わなんだ。

しかもママさんが丁寧にこしらえてくれたフレンチトースト。焼いている時点でいい香りが店内に充満していて、すっかり筆者もお腹が空いてしまった。

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

そしてお味も勿論バッチグー♡

優しい甘みとふわふわの食感は、まるでお婆ちゃんがこしらえてくれたフレンチトーストのようで、懐かしく温かい気持ちにさせてくれる。

卵液が食パンにしみしみに染み込んでいて、素晴らしいフレンチトーストだわ♡

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

そしてお供のコーヒーフロートもバッチグーな美味しさ♡

アイスと氷の境目のシャリシャリが最高のバランスで、珈琲もスッキリしていて飲みやすい。

素晴らしい昭和の空間で、こんなに美味しいフレンチトーストとコーヒーフロートがいただけるなんて、最高の幸せ。

行き当たりばったり思いつくまま熱海に来たけれど、こんなに素敵な喫茶店に出会えるなんて本当にツイてるわ♬

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

ちなみに「ぐりむ」のメニューは、フレンチトースト以外も美味しそうなものばかり。

サンドやカレー、スパゲティにピラフなど、フレンチトーストがこんなに美味しいんですもの、絶対に全部美味しいに決まっているわよネ。

また「グリム」に来るために、熱海に足を運びたくなっちゃった♡

昭和レトロ研究所 熱海レトロ喫茶「グリム」

今回はGoogleMapにも載っていない(2024年2月現在)、熱海の昭和レトロな純喫茶「ぐりむ」に行ってきた様子をお伝えしたわ。

少しの期間とはいえ熱海で暮らしていた筆者、正直あまりいい思い出もなかったので、熱海がレトロブームに湧いて人気があると知っても、足を運ぶつもりはなかったのよね。

きっと熱海に行くようお告げがあったのは、こんなに素敵な喫茶店に出会わせるための、昭和神からの教示だったのかもしれないわ♡

皆さんも熱海にお越しの際は、ぜひ「グリム」に立ち寄ってみてはいかが?そのうちSNSのバズリストにでも見つかったらGoogleMapにも表示されるようになるかしら?(それはそれで一寸寂しい。)

(※お告げだなんだと言っていますが、変な宗教やコミュニティには属しておりませぬ。また興味もないのでご安心下さい。)

〒413-0019 静岡県熱海市咲見町7−27

熱海駅から徒歩6分

全席喫煙可能

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