昭和レトロスポット東京葛飾区

【迫る再開発】ディープな昭和が残る街・立石「呑んべ横丁」と旧赤線地帯を歩く。【取り壊し間近!】

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【迫る再開発】ディープな昭和が残る街・立石「呑んべ横丁」と旧赤線地帯を歩く。【取り壊し間近!】 昭和レトロスポット
【迫る再開発】ディープな昭和が残る街・立石「呑んべ横丁」と旧赤線地帯を歩く。【取り壊し間近!】
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昭和スポット好きにはお馴染みの葛飾区立石にある「呑んべ横丁」。街の再開発により、近々取壊しが予定されているんだとか・・・

筆者は今まで立石に縁がなく、行きたい行きたいと思いながらも「呑んべ横丁」に行ったことがなかったのよ。

そんなこんなで再開発でしょ!?これは昭和の風情が取り壊されてしまう前に、行っておかないっていう法はないじゃない?

ということで、素晴らしき昭和の姿を写真に収めるべく「呑んべ横丁」を歩いてきたわよ。そして合わせて再開発エリアになっている、立石の旧赤線地帯も行ってきたわ。

立石エリアは多くのメディアをはじめ、ブロガーさんやユーチューバーさんに取り上げられまくっている場所。初心者で何のゆかりもない筆者が、ただただ昭和を求めて歩いた様子をレポートするわ。

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【京成立石駅すぐ】昭和にタイムスリップ「呑んべ横丁」入口

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

立石駅北口商店街を入り、路地に目をやると昭和のオーラを放つ「呑んべ横丁」の入口が現れるわ。

昭和にタイムスリップしたかのような色気と渋みに歴史を感じる。

本当は夜に来たほうが盛り上がりそうだけど、一見の場所に一人で呑みに行けないというコミュ障なもので、今回は日中に散歩することに・・・

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

うぉぉぉおおおぉぉぉおおおーーーー!!!

コレ、この角度、数々の人気ブロガーさんやユーチューバーさんたちが良く撮影しているショットじゃない!!!底辺ブロガーの筆者も真似してココで撮るよね〜。

昔のアサヒビールのロゴがグッとくるわよね〜。あ〜ビール飲みたい。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

中から眺めるとこんな感じ。

ワクワクしかない路地が本当に素晴らしい。

【昭和29年誕生】正式名称「立石デパート商会」【呑んべ横丁】

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」
バーやスナックが入る建物

狭い2本の路地に、味わい深い飲み屋さんが軒を連ねる「呑んべ横丁」。

始まりは昭和29年1954、「立石デパート商会」として誕生。元々は植木屋さんや洋品店などのマーケットが集まる場所だったみたい。

次第にバーやスナックが増えてゆき、今の「呑んべ横丁」を形成していったんですって。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

以前はこういった路地が何本もあり、もう少し規模も大きかったようなんだけど、高架工事の影響で半分ほどに消えてしまったんだとか・・・

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

一歩路地に足を踏み入れると、時が止まったかのような昭和感。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

あっ、でも平成令和の人気者マツコが立ち寄っているので、大丈夫、時は止まっていないみたい。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

2階に目をやると、木枠の窓。令和の時代に、この昭和感が残っているのが嬉しい。

この素晴らしい景色がもうすぐ取り壊されるなんて、考えたくないわ・・・

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

看板が倒れているのは酩酊した人の仕業か?

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

軒を連ねるお店は、老舗から新しめのお店までバリエーション豊富。

まだまだ活気を感じる「呑んべ横丁」。本当に再開発する必要があるのかしら?

【立石昭和遺産】「呑んべ横丁」別名「ションベン横丁」

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

さぁ、それではもう1本の路地を散策していきましょ!

「呑んべ横丁」は、かつて「ションベン横丁」なんて呼ばれていたそうなんだけど、その由来(?)がこちらの路地にあるわ。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

じゃじゃ〜ん、それがこの共同便所。インターネット情報によると、一帯がションベン臭いことから、この呼び名がついてしまったみたい。でも、まぁ今では臭さは感じないのでご安心を。

ちなみに筆者は若い頃、新宿の「思い出横丁」でよく飲んでいたんだけど、あそこも別名「ションベン横丁」って呼ばれているじゃない。

あそこも共同便所があるから「ションベン横丁」なのかしら?それとも、昔は立ちションしている人がいたから?なんて、ふと疑問が湧いてしまったわ。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

まぁ往々にして昭和の飲み屋街は「ションベン横丁」と呼ばれた過去があるのかも知れないわね。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

そんな下品な名前がついてしまうところも、カオスな昭和っぽくってドキドキ(?)するってものよ。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

な〜んて事を思いながら、ションベン・・・いや「呑んべ横丁」をぶらぶら。

いや〜本当に、素晴らしき昭和っぷり。本当にコレ取り壊しちゃうの!?縁もゆかりもない筆者でさえこんなに寂しいんだもの、縁ある人々の寂しさは計り知れないわ・・・

【再開発エリア】立石・旧赤線地帯を歩く。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

立石駅北口商店街を挟んだ「呑んべ横丁」の反対側には、立石の旧赤線地帯がある。葛飾区のHPを見ると、ここらも再開発エリアに含まれているわ。

立石の赤線の前身は昭和20年(1945)にできた、工員向けの「産業戦士慰安所」というものだったそう。戦後は国策により、占領軍向けの性的慰安施設となっていったみたい。

昭和21年(1946)に公証制度が廃止された後も、赤線地帯として営業を続けていたの。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

昭和31年(1956)に売春防止法が制定され、昭和33年(1958)年までには赤線は廃止されたわ。

赤線時代の建物はそのままに、バーやキャバレーに姿を変えていったの。

まぁ、売春防止法が制定された後も、飲食店を装ってこっそり営業していた所もあったんでしょうネ・・・

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

昭和マニアといってもいろいろジャンルがある、その中でも筆者は特別赤線に明るいわけじゃないのよ。

でも格好いい路地は大好物。だって新しい街には路地がないんだもの、古い街だからこそ路地があり、歴史があると思うとワクワクするわよネ。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

当時営業をしていただろうお店を眺め、歴史に思いを馳せる。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

とにかく貴重な古い建築物が多く存在し、これを再開発で取り壊してしまうのはもったいないわよね・・・

いろいろ事情はあるにせよ、昭和の面影が消えてしまうのは残念でならないわ。

再開発される立石の街。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

現在京成立石駅前周辺は、大規模な工事が始まっている。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」

暫くしたら、今見ている景色は消えてしまうだろう。

昭和レトロ研究所 立石「呑んべ横丁」「旧赤線地帯」
工事現場の壁に載っていた昭和の立石駅

綺麗な高層ビルが建つことで、より街が活性化する一面もあるのはわかっているけれど、街それぞれにある個性が失われてしまうのは残念でならないわ。

筆者の地元である、中央線沿線・新宿、中野、高円寺辺りも再開発を行なっており、とても寂しい気分になっている。そのせいか、縁もゆかりもない立石の再開発にも一抹の寂しさを感じるのよね・・・

そして昭和を愛する者からしても、この風景が取り壊されてしまうことが残念でならないわ。

【京成立石】「呑んべ横丁」アクセス

〒124-0012 東京都葛飾区立石7丁目1−14

京成立石駅から徒歩1分

営業時間は店舗による

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