
お子様ランチ・・・・・それは子どもだけでなく、大人だって夢中になっちゃう魅惑の食べ物。
エビフライやクリームコロッケ、ハンバーグやスパゲッティなどの花形洋食がワンプレートに彩られ、旗まで立ったとなれば、テンションはこの上なく上昇。
子どものテンションが上がるのならば、大人だって上がるに決まっている。
まぁでも、お子様ランチはその名の通りお子様のランチ、大人も注文できるお店って限られちゃうのよね・・・・
いや、でも食べたいの、お子様ランチ。
“お子様ランチ発祥の地”として、以前当サイトでも取り上げた「日本橋三越本店」と「松坂屋上野店」なんかは、大人でもお子様ランチを注文できるけど、別のお子様ランチも開拓したいところ・・・・
どこか他にもお子様ランチを堪能できる店はないものか・・・・・・・な〜ンて考えていたら、な、なんと!老舗中の老舗「上野精養軒」でお子様ランチ(っぽいもの)が食べられるとの情報をげっと☆
これは早速いかねばならぬ!っーことで、いざ「上野精養軒」へとお子様ランチを求め行ってきましたよん♪
⬇お子様ランチ発祥の地の記事ははこちらからどーぞ!⬇
【上野精養軒】歴史を感じながら、いざ向かわん!

さぁ、やってきました!上野精養軒!
いやぁ〜なんかキンチョーしちゃうわネ。

だって上野精養軒ったら、太宰治や谷崎潤一郎、森鴎外などなど、名だたる文豪や著名人たちが通った地なんですもの。
中でも上野に暮らし帝国美術院初代院長(現日本芸術院)を勤めた森鴎外は、家族とも訪れていたことで有名。
娘で作家の森茉莉さんの随筆にも上野精養軒の名は度々登場し、彼女のファンの筆者は大層あこがれたものよ。
あこがれ続けた結果、ついに今回上野精養軒デビューですよ。まぁ、お子様ランチ(っぽいもの)を食べたいという俗っぽい理由なのだけど。

まぁ、こんなに由緒ある上野精養軒なんですもの、お子様ランチ(っぽいもの)を食べる前に、簡単にその歴史を振り返っておきましょ!
明治5年(1872)に日本におけるフランス料理店の草分けとして、築地で創業した精養軒。当時は外国人居留地が築地にあったため、外国人の接待施設として作られたのが始まりなんだとか。
その後明治9年(1876)には、上野公園の開設に伴い、不忍池湖畔の現在の場所に上野精養軒をオープンさせたわ。

その後大正12年(1923)の関東大震災で築地精養軒は焼失、築地のお店は閉店することになったの。
元々は築地が本店だったのだけど、以降は上野精養軒が本店と営業して今に至るわ。
文明開化直後、西洋のものに馴染みのない日本で洋食文化を広た精養軒は、日本の食文化の発展に寄与した多大なる存在といっても過言ではないわよね。

ちなみに・・・・惜しまれつつ平成21年(2009)に閉業した「神田精養軒」は明治5年(1872)に築地精養軒のベーカリー部門として営業を開始し、昭和27年(1952)に独立してできた会社だったわ。
マドレーヌやアップルパイなど美味しいお菓子がたくさんあって筆者も大好きだったのよね〜。
いまは当時の「神田精養軒」は閉業してしまったものの、当時の職人さんがマドレーヌのレシピを引き継ぎ、新生・「神田精養軒」として、新たに我々の舌を楽しませてくれているわ。
【上野精養軒】大人も楽しめるお子様ランチ!「パンダプレート」

さぁ、それでは精養軒の歴史がわかったところで、いよいよお子様ランチを堪能しようではないですか!

ちなみに精養軒には”グリル”と”レストラン”があり、”グリル”はフレンチのコース料理が食べられるお高めのお店。
今回伺うお子様ランチ(っぽいもの)が食べられるのは、それよりもリーズナブルに洋食が食べられる”レストラン”のほうネ。
まぁ、リーズナブルっても、低所得者の筆者には充分たけーよっ!!

とまぁ、はたらけどはたらけど猶わが生活らくにならないことに嫌気がさしつつも、いざ入店。
平日の昼間だっーのに、みなさん景気がよろしいようで、お客さんですこぶる賑わう店内。

テラスからは不忍池が望める、最高のロケーション。(筆者の席からは見えなかったけど・・・・)

ちなみに、創業当時のテラス席のお写真がこちら。
すてきー!すてきすぎる♡

なんてことを思いながら、お子様ランチ(のようなもの)を注文するため、メニューをチェック。
おいしそ〜いちごパフェ♡そうそう、それに精養軒といったらビーフシチューよね〜♡
な〜んて美味しそうなメニューに目移りしていると・・・・

あった!これよ!お子様ランチ!!!
まさにこのワンプレート様はお子様ランチではないですか!その名も「パンダプレート」!
さすが上野、パンダ推しがすげー
『おとなのお子様ランチ! どなたでもご注文いただけます』の文字にテンションが上がる。
しかもエビフライにカニクリームコロッケ、ハンバーグにナポリタン、おまけにデザートまでつくなんて至れり尽くせりじゃないの♡
お値段3300円は筆者からしたら高額だけど、こんなに素敵なものを注文しないって法はないわよネ。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、いざ「パンダプレート」を注文よっ♪
【上野精養軒】大人の満足度高し!「パンダプレート」すごすぎ♡

注文してしばらく待っていたら、いよいよ来ました、パンダプレート♡
きゃぁぁぁあ♡なんてこころはずむヴィジュアルなんでしょう♡
素敵な旗まで立てられ、自然と笑みがこぼれてしまう。
お皿には親子パンダのイラストがあしらわれ、パンダプレートの名をほしいままにしているわ。さすがパンダの街・上野に君臨する、老舗ならではネ。

ちょこんと乗った旗には、精養軒のマークがあしらわれている。
ここはパンダではなく自社のシンボルを掲げていることに、老舗のプライドを感じざるを得ないわね。

ワンプレートの盛りもまぁ〜美しいこと♡見ているだけでよだれが出ちゃう。
あ、ちなみに、筆者はライスをチョイスしましたが、パンも選べるわ。

そして、当然、お味もバッチグーよ♡
この上なく美味しい。だって精養軒よ?精養軒の自慢の洋食が、このワンプレートに詰まっているのよ?これが美味しくないわけなくない?
語彙力0の筆者が、どんな言葉をあつめて表現したらこの美味しさが伝わるかしら?いや、とにかく美味しい。
見た目の楽しさや可愛さからお子様ランチっぽさはあるものの、盛られた洋食ひとつひとつが本格的で、むしろ子どもにこんな美味しいもの食べさせるなんて贅沢じゃない?とか思っちゃう・・・・
量も結構あるし、子どもが食べるなんて20年早いわね。このパンダプレートは大人が愉しみ、こころもお腹も満たされる最高の大人用お子様ランチだわ♡

はい、どーーーーーーんっ!!!
そしてこちらがデザートと食後のコーヒー♡(コーヒー・紅茶・オレンジジュースから選べる)

かわゆい♡かわゆすぎじゃない?パンダのお顔になっているわよ♡

中はプリン。
こちらのプリンのお味も勿論バッチグーよ♡
卵味が強く固めで上品なプリンは、完全に筆者好み♡上のムースクリームも甘すぎず、プリンの味を引き立て最高に美味しい♡
ただ、一つ難点をいうと、ちょっと小さすぎる!!!もっと食べたい!!!(ただのいちゃもん)
いやぁ〜でも、本当、大満足♡お子様ランチが食べたいい一心で上野精養軒デビューしてみたけど、思った以上に大満足で多幸感に包まれてしまったわ。
これからお子さまランチ(っぽいもの)が食べたくなったら、上野精養軒も候補にいれておかなくっちゃ☆(もちろんお財布と相談してね)
老舗の伝統の味を少しずつワンプレートで楽しめるし、パンダプレート最高っ♡
【上野精養軒本店レストラン】営業時間・詳細
〒110-8715 東京都台東区上野公園4−58
営業時間:平日:11:00~17:00 (ラストオーダー16:00)
土日祝日:10:30~18:00 (ラストオーダー17:00)
定休日 月曜日
【おまけ】上野動物園のふたごパンダ・シャオシャオとレイレイ♡【かわいい】

笹に夢中のシャオシャオ

後ろ向いちゃったシャオシャオ

近くに来てくれたレイレイ

絶対自分が可愛いってわかっているレイレイ
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