上野駅にくると叙情的な気分になるのは筆者だけだろうか?
日本で一番利用者数が多い「新宿駅」にも、各地から新幹線が集う「東京駅」にも感じない、何ともいえない叙情感がこみ上げるのは「上野駅」なのよね。
だって昭和的演歌の主人公は脛に傷を持ちながらも上野発の夜行列車に乗って北に向かうじゃない?そんなイメージが頭の中で出来上がっている筆者はどうしても上野駅の叙情ポイントが高くなってしまうのよ。
それに高度経済成長期に活発だった、中学や高校を卒業した若者を乗せた集団就職列車の終着駅が上野駅だったっていうのも叙情的な雰囲気に拍車をかけているわよね。
北から来た者、北へ向かう者、両者のドラマが交差する駅それが上野駅・・・そりゃあ数多のドラマを抱えた人間交差点よ、叙情的にもなりますよ。
と、まぁ余談が長くなってしまいましたが、今回はそんな上野駅から徒歩1分のところにある喫茶店「コーヒーショップ ギャラン」のご紹介です。
上野駅目の前!レトロゴージャスな喫茶店。
JR上野駅のメイン玄関である広小路口を出て、横断歩道を渡ればすぐ見えてくるお店、それが「コーヒーショップギャラン」よ。
この建物の2階がお店になっているわよ。
ディスプレイに綺麗にならぶ食品サンプルが昭和レトロ感を醸し出していい感じ。
お店に上がる階段の壁に、きらびやかに輝く「coffeeshopギャラン」の文字。何ともレトロでゴージャス!!
ん〜〜イカすね!
昭和歌謡がかかる店内はレトロ感満載。
2階にあがった店内はかなり広く、喫茶店というより雰囲気的にはファミレスっぽい。また駅前という立地もあってサラリーマンやノマドワーカーがPC作業していたり、アベックやナウなヤングのグループがお喋りしていたりとどんな客層でも入りやすい感じ。
そしてこの「コーヒーショップギャラン」の最大の売り(と、筆者が勝手に思っている)は店内のBGMがほぼ昭和歌謡というとこと。
しかもジュリーのようなわかりやすい昭和歌謡が流れているというのがポイント高いわ。
そしてここなんと全席喫煙可能
この規模と客層で全席喫煙可能な喫茶店って今どきめずらしいわよね。
実は筆者「コーヒーショップギャラン」にはこの度、実に3年ぶりに伺ったんだけど、このご時世的にてっきり禁煙になってるかと思っていたわよ。
昭和歌謡を聞きながら煙草が吸える店内は、とってもレトロでゴージャス。これぞ昭和!
床のタイルがなんともレトロで洒落ているわ。
ライトもゴージャス!80年代テイスト?
どうやら「コーヒーショップギャラン」の創業が昭和54年(1979)だそうなので、80年代の風が入り込んでいるのかしら?
映える!アイスクリーム
そして「コーヒーショップギャラン」の筆者イチオシメニューはなんと言ってもアイスクリーム¥850。
ちなみに隣に映るアイスコーヒーは¥700
昭和レトロなステンレスのカップにお花のようにもられたアイスクリームは、可愛くって映えることうけあいよ♡
結構なボリュームのバニラアイスの中には生クリームとさくらんぼがちょこんと乗って華やかさに拍車がかかるわ。
見た目のインパクトと可愛さに食べるのがもったいない♡なんて思ってもまぁ、正直筆者は映えより食欲なので美味しくいただきますわ。
お味は普通のおいしいバイラアイスよ(笑)
でも見た目で楽しめるっていうのも、食べ物を食べる楽しみのひとつだからね。
ちなみにこちらは喫茶店の定番メニューピザトースト¥950
「コーヒーショップギャラン」にはアイスクリームやパフェなどのスイーツだけじゃなく、フード系も充実。
ハンバーグやオムライスにパスタなど、本当にファミレス感覚で使える使いやすさ。そんな中にでもBGMは昭和歌謡を貫き通す心意気は見事よね。
どんな人でも入りやすく、でも昭和の心意気を忘れない「コーヒーショップギャラン」。
筆者もそんなギャラン精神を忘れずに邁進していきたいものだわ。
場所・詳細
東京都台東区上野6−14−4
JR上野駅 東京メトロ上野駅徒歩約1分 京成上野駅徒歩約3分
営業時間:8:00〜23:00
(営業時間は状況によって変更する可能性あり)
コメント