
ぬれ煎餅の製造販売が成功したことで、もはや鉄道会社ではなく“せんべい会社”だなんて言われてしまっている銚子電鉄。
とはいえ、千葉県の最東端を走る鉄道は風光明媚な景色が望め、レトロでノスタルジックな雰囲気はエモーショナル感満載♡
なんだかんだ言われてもそのエモさは、鉄道として最高のポテンシャルを放っているのよネ!
そしてそんな魅力あふれる銚子電鉄沿線には、これまたエモーショナルな喫茶店がよく似合うもの。
今回はそんな銚子電鉄沿線にある、エモーショナルかつ昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」へ行ってきた様子をお伝えするわ。
絵本に出てきそうな美しい店内で、最高にエモーショナルな時を過ごしてきちゃった♡
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」の外観

銚子電鉄の観音駅もしくは本銚子駅から8分ほど歩いた場所に、今回の目的地昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」はあるわ。
凛と佇む姿はまるで絵本に出てきそうな雰囲気で、なんだかわくわくが止まらない。

銚子にいるにも関わらず、瀟洒でメルヘンチックな外観をみていると、まるで海外(昭和の少女マンガに出てくるヨーロッパのイメージ)の田舎にいるような気分になっちゃう。
レンガの外壁と格子状の窓がとってもレトロでお洒落。

あ〜好き♡この看板のフォントが好きすぎる♡
看板だけでこのアート感、センスの良さが伺えてちょっとどきどきしちゃうわネ。

ではでは!あまりのセンスの良さにどきどきしつつも、美しい外観を堪能したらさっそく店内に入ってみましょ☆
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」の店内

どきどきしながら扉を開けると、外観に負けず劣らないエモーショナルな空間が広がっている。
そしてそんな雰囲気にピッタリの素敵なマダムが、筆者をあたたかく迎え入れてくれたわ。

創業から50年以上の歴史があるようで、そこかしこから昭和の面影を感じることができる。店内のあまりの昭和っぷりに、思わず感嘆の声が漏れてしまったじゃない。
そんな店内にはたくさんの植物が飾ってあり、瀟洒でメルヘンな空間はまるで絵本の中に迷い込んでしまったみたい♡

筆者はお昼前の11時頃に伺ったのだけど、常連さんらしきお客様たちが珈琲を飲みながら思い思いの時間を過ごしていたわ。
ゆっくり、ゆっくりと時間が流れていて、ずっとこの場所にいたくなってしまう。(それだけ居心地がいいということネ)

この日はとてもお天気がよかったため、格子のガラス窓(扉)からはあたたかな光が降り注ぎ、余計にまったりとしてしまったわ。
(まぁ、雨でも曇りでもそれぞれの良さがあるので、どんな天気でもまったりしちゃうのだろうけど・・・・)

そして外からの光だけでなく、瀟洒でレトロなライトから降り注ぐ明かりも、あたたかく店内を包んでくれている。

そこかしこからレトロさを感じられる店内は、ノスタルジックでエモーショナルな気分に浸れたしまうわネ。
あ、そうそう、ちなにみ店内は喫煙可能なため、煙草が苦手な方はお気をつけくださいませませ。
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」のメニュー

テーブルに置かれたメニューを開いてみると、真っ先にクリームソーダの写真に貼られた「若者に人気」というテプラが目に入ってきた。
筆者は若者ではないくせにクリームソーダが大好きなので、このことばが妙に感情にクリティカヒット・・・・なんか、若者じゃないのにスマヌ(笑)

まぁまぁまぁ、人気ってだけで、好きなものに年齢なんて関係ないわ。
なんてことを思いつつ、美味しそうな手作りスイーツに夢中になってしまった♡
「なまえのない店」のメニューは、スイーツ類だけでなくトーストやピラフ、ハンバークセットなどのフード類も充実していて、食いしん坊にも嬉しいラインナップ♪
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」のクリームソーダ(若者に人気)と手作りプリン

たくさんの美味しそうなメニューにこころが揺さぶられながらも、今回筆者が注文したのは若者に人気のクリームソーダ(500円)と手作りプリン(290円)

やっぱりたのむよね、クリームソーダ。筆者は決して若者ではないけど、たぶんこの店内にいる中では若者だと思うの。あと、いつまで経ってもこころは若者だし・・・・

さすが若者に人気!しっかり炭酸のきいたメロンソーダとあま〜いアイスクリームは、まさに青春の味!
期待を裏切らないバッチグーな美味しいクリームソーダだわ。

そしてこちらは手作りプリン!
あ〜♡絶対に美味しいやつじゃない♡
THE昭和の固めプリンといった風貌で、見ているだけでも幸せな気分になっちゃう。

そしてやっぱり、食べてみると間違いなしなバッチグーな美味しさ♡
正統派な固めのブリンブリンのプリンは卵味が強く、優しくも濃厚な味。これぞ昔からのプリンといった味わいで、どこか懐かしい気分になってしまう。
そうそう、これこれ!こういうのがいいのよネ♡
結局人間ってこういう原点的味が好きだし、感情に訴えかけられちゃうのよネ〜。
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」でエモーショナルな時を過ごそう

はい、今回は銚子にあるエモーショナルな昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」へお邪魔してきた様子をお伝えしたわ。
まるで絵本に出てきそうな美しい喫茶店は、情緒的でこころに訴えかける素敵さで溢れていたわ。
ぜひ皆様も銚子へお越しの際には、「なまえのない店」へ足を運んでみてはいかがかしら?上質でエモーショナルな時間が過ごせることうけあいよ。
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」の最寄り駅・銚子電鉄「本銚子駅」もエモーショナル

そうそう、今回「なまえのない店」とともに訪れてほしいのが、最寄り駅である銚子電鉄の“本銚子駅”。
この駅がまた「なまえのない店」に負けず劣らないエモーショナル具合なのよ。

駅舎は2017年に放送された「24時間テレビ」内の「ヒロミの24時間リフォーム〜オンボロ駅を直そう!〜」というコーナーで、大正モダン風な建物にリフォームされたものなのだとか。
番組でリフォームされる前は、本銚子駅が開業した大正2年(1913)当時のままの駅舎が使われていたのだそう。古い建物好きとしては、そのままでもよかったんじゃ・・・なん〜て少し思ってしまったわ。
(※とまぁ、観光客はなんだかんだ言っちゃうけど、主な利用客である銚子市立清水小学校の生徒からの依頼でリフォームされたみたいだから、子どもたちが喜んでるならオールオッケーよ!)

とはいえ、銚子電鉄が開業した大正時代をモチーフにしているのは、流石ヒロミさん。

とまぁ、リフォームされた駅舎もいいのだけれど、本銚子駅の最大の見所はなんといってもこの「緑のトンネル」!

銚子電鉄のレトロな車両が緑の中を走り抜ける姿はまさにエモーショナル♡

で、こちらの写真は、駅に架かる跨線橋から撮影したもの。
なんだかジブリ映画にでも出てきそうなシュチュエーションじゃない!?もぅ〜美しすぎるだろっ♡
(多分上手な人が撮影したらもっと素敵に撮れるのだろうが、筆者の腕がないばかりにあまり美しさが伝わらないのが悔しい!!)

そしてこちらは車内から撮影した「緑のトンネル」。
本っ当!見ても・乗っても楽しい電車だわ、銚子電鉄♡
とまぁ、ちょっと余談が長くなってしまったけれど、本当に素敵な場所なので「なまえのない店」と共に本銚子駅にも訪れてほしいわ。エモさが倍増すること間違いナッシングよ☆

ちなみに、こちらはもうひとつの最寄り駅である観音駅。洋館風の駅舎でこちらも素敵よね♡
銚子電鉄には個性的な駅しかないので、ぜひみなさんも推し駅を探してみてネ!
【銚子】昭和レトロな純喫茶「なまえのない店」場所・詳細
〒288-0052 千葉県銚子市浜町3−8
最寄り駅:銚子電鉄 観音駅/本銚子駅 各駅から徒歩8分
営業時間:9時00分~18時00分(日曜定休日)
(営業時間や営業日は状況により変更となる可能性あり)
🚬全席喫煙可能
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