(⬆懐かしの「銘菓ぽんぽこ」のCM。いまでもヨユーで脳内再生が可能なほどインパクト抜群のCMだった⬆)
皆さんはかつて東京土産として一斉を風靡した「銘菓ぽんぽこ」というお菓子をご存知かしら?
1970年代から90年代前半にかけて“ぽんぽこぽんぽこ〜ぽんぽこタヌキのおまんじゅ〜♪”というキャッチーな音楽と共に踊り狂う(?)タヌキのCMを、昭和生まれならおそらく一度は見たことがあると思うのよネ。
かくいう筆者もこの音楽が余裕で脳内再生できるほどには、幼少期によく見たCMのひとつだったりする。
ただ、何十年たった今でも余裕で脳内再生できるにも関わらず、筆者は「銘菓ぽんぽこ」を食べたことがない。
昭和を代表するCMといっても過言ではない商品ですもの、一度は食べてみたいのだけれども、とき既に遅し。「銘菓ぽんぽこ」を製造販売していた会社は既に倒産してしまっているのよね・・・・
が!そんな筆者に救世主(?)が現れた!「銘菓ぽんぽこ」の意思を引き継ぎし会社から、「ぽんぽこおやじ」の名で、極めて「銘菓ぽんぽこ」に近しい商品が販売されているのだとか!
これは、食べておかなければ!っーことで、「ぽんぽこおやじ」を購入してきた様子をレポートするわネ☆
【東京銘菓だけど所沢】「ぽんぽこオヤジ」の「東京ぽんぽこ本舗」

「銘菓ぽんぽこ」のパッションを引き継ぐ「ぽんぽこおやじ」を購入するため、やってきたのは西武鉄道の狭山ヶ丘駅。
「銘菓ぽんぽこ」がそうだったように、「ぽんぽこおやじ」も東京銘菓として売り出しているものの、購入できるのは埼玉県の所沢市っーね。もはや“埼玉銘菓”として売り出してもいいような気がする・・・・

なんてことを思いつつ、駅から2分ほど歩くと「ぽんぽこおやじ」を製造販売する「東京ぽんぽこ本舗」に到着!
社名にも“東京”が冠されているうえ、店の看板にもしっかり“東京”の文字がっ!
“東京”アピールが激しいものの、ここは埼玉県、そして所沢市。

そもそも「銘菓ぽんぽこ」亡き後、なぜここ「東京ぽんぽこ本舗」がパッションを引き継ぎ、同じような「ぽんぽこおやじ」を製造販売しているかっーところが気になるわよネ。
wikipedia先生によると、平成7年(1995)に「銘菓ぽんぽこ」を製造販売していた「ロバ製菓」が倒産。
創業が昭和26年(1951)と歴史ある企業のうえ、「銘菓ぽんぽこ」の他にも生菓子、サブレ、最中なども製造販売しており、業績は結構好調だったみたいなのよ。ただ、アズキ相場や不動産への投資が失敗したことで倒産に至ったらしいわ。なんか、商売ってやっぱり難しいわよね・・・・しみじみ・・・・

とまぁ、そんな感じで「銘菓ぽんぽこ」は姿を消したものの、平成8年(1996)にロバ製菓の専務がたぬき型を引き継ぎ、その型でまんじゅうを生産。それが現在の「ぽんぽこおやじ」よ。
ちなみに「ぽんぽこおやじ」のなまえの由来は以下の通り。

なんか昭和感があってよい理由だわネ。
そして、当時の専務が意思を引き継ぎ「ぽんぽこおやじ」を製造販売しだしたっーのがなんだかエモいわよネ。
【復活した昭和の銘菓】「ぽんぽこおやじ」を発見!

そんなエモい歴史を噛み締めつつ、店頭を覗いてみると「ぽんぽこおやじ」を発見!
ラインナップとしては、通常の黄身あんと所沢産の狭山茶を使った抹茶あんの2種類があるみたい。
ん?所沢産のの狭山茶?うん、もうこれ東京銘菓じゃぁなくって、埼玉銘菓でよくね?
【復活した昭和の銘菓】「ぽんぽこおやじ」を捕獲!

はい!ではでは早速、所沢からはるばる捕獲してきた「ぽんぽこおやじ」をみてゆきましょ〜っ☆
今回筆者が購入してきたのは、“ぽんぽこおやじ狭山茶まっちゃミックス”。通常の黄身あんと抹茶あんが入っているタイプとなっているわ。

中はこんな感じ。

うおおおおおっ!!かわゆい♡たぬき型になったまんじゅうが、非常にかわゆい♡
なんか・・・・アレよ、「銘菓ひよこ」に似すぎてるのは御愛嬌だけど・・・・
まぁ、でも実際「銘菓ぽんぽこ」は「銘菓ひよこ」にインスピレーションを受けて作られたみたいなのよネ。まぁ、あるよね、某月と某恋人とかおじさんのチーズケーキとかにインスピレーション受けまくってるご当地お菓子って、いまでも続々と登場してるしさ。
【復活した昭和の銘菓】「ぽんぽこおやじ」を捕食!

では早速、捕獲した「ぽんぽこおやじ」をいただいてゆきましょっ☆
なんともまぁ〜愛嬌のあるおとぼけフェイスなのでしょう。

そんなかわゆいおとぼけフェイスにナイフを入れて、たぬき入刀☆
こちらは定番の黄身あん。
うん、お味はもちろんバッチグーよ!こんなん美味しいに決まっているじゃないの。
甘みを抑えたやさし〜い黄身あんに、ふっくらしっとりのカステラ皮がベストマッチ♡
初めて食べたのに懐かしい美味しさを醸し出しているわ。(たぶんひよこの影響かと・・・・)
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そしてもうひとつの抹茶あんの方だって、お味はもちろんバッチグーよっ♡
濃いめの抹茶あんが、これまたカステラ皮にベストマッチ。ちょっぴり大人の美味しさに仕上がっているわネ。
抹茶の香りもとても豊かで、改めて、これ、埼玉銘菓にしたほうがいいんじゃないかって思ってしまったわ。
【お取り寄せも可能!】「ぽんぽこおやじ」を味わおう!
実は「ぽんぽこおやじ」は所沢まで赴かなくとも、公式HPからお取り寄せが可能!
以前は羽田空港や東京駅、成田空港なんかでも購入できたようなんだけど、現在は休止しているみたいなの。そのため、所沢まで行くのが難しい場合は、是非お取り寄せしてみてはいかがかしら?
筆者のように先代の「銘菓ぽんぽこ」を食べたことがない人も、食べたことがある人も、どこか懐かしい昭和の銘菓を堪能してはいかがかしら?
【狭山ヶ丘駅】「ぽんぽこおやじ」が買える!「東京ぽんぽこ本舗」場所・詳細
〒359-1161 埼玉県所沢市狭山ケ丘1丁目3005−29
営業時間:9時00分~17時00分(日曜定休日)
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