昭和レトロスポット東京板橋区

【謎の珍スポット】「熊野町交差点レトロ空間」でカオスなレトロを堪能してきたぞ☆【板橋区】

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【謎の珍スポット】「熊野町交差点レトロ空間」でカオスなレトロを堪能してきたぞ☆【板橋区】 昭和レトロスポット
【謎の珍スポット】「熊野町交差点レトロ空間」でカオスなレトロを堪能してきたぞ☆【板橋区】
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昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」
交通事故多発地帯の「熊野交差点」/東京都板橋区

山手通りと川越街道が交差する「熊野町交差点」は、かつて“日本一交通事故が多い危険な交差点”という汚名を着せられていたわ。

日本損害保険協会が毎年まとめている「全国交通事故多発交差点マップ」によると、2022年にはその年のワースト記録である19件もの交通事故が発生していたというのだからビックリよ。

そんな事故多発地帯の「熊野交差点」の一角にあった駐車場に、一昨年(2023年)の秋ごろから突如謎のレトロ空間が現れたと、インターネットを中心に話題になったのを皆さんは御存知かしら?

まぁまぁ“レトロブーム()”な〜んて言われている昨今ですもの、そんなレトロ空間が現れたとて所詮は映え狙いでしょ、な〜んて思ってしまうけど、なんとこの謎のレトロ空間ができて以来「熊野交差点」での交通事故が激減しているんですってよ!

これは“レトロブーム()”だけではない何かがあるに違いない!つーことで、今回は「熊野交差点」に現れた謎のレトロ空間を見学してきたわヨ。

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【なぜできた?】謎の珍スポット・「熊野町交差点レトロ空間」

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

東京メトロ要町駅方面から国道沿いを歩き「熊野交差点」に差しかかかると、カオス感漂うごちゃついた空間が目に飛び込んでくる。

放たれる空気感がもう異様。見るなっーほうが無理なぐらい、すごい雰囲気を放っているわよね。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

横断歩道を渡り近づいてみると、そのカオスっぷりはさらに加速してよくわかる。

壁面には大量の琺瑯看板、猫型ロボットなどのキャラクターグッズ、ミゼットをはじめとしたレトロ車両、はたまた大砲といった歴史的価値のありそうなもの等々・・・・よくぞここまで、と思うほど昭和臭が香る骨董品たちが一見無秩序に見えて、美しく並んでいる。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

そもそもこの場所は元は駐車場として使われていたの。そのときも壁面には琺瑯看板が展示してあり、ちょっとしたレトロスポットとして注目されていたわ。

そんな琺瑯看板を目当てに脚立を持って撮影する人も現れたそうで、このままでは駐車している車を傷つけてしまう可能性もでてきてしまったの。そのため駐車場を閉鎖し、琺瑯看板以外の昭和レトログッズも展示するようになったのですって。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」
所有者の加藤氏自ら書いた「展示品について意義」や「注意事項」なんかもしっかり掲示されている。

そしてこの謎のレトロ空間を造りあげたのが、“池袋の不動産王”の異名を持っていた加藤正衛氏。(最盛期には池袋を中心に22軒ものビルを所有していたのだそう!すごい!)

加藤氏は骨董収集が趣味で、2500点にのぼるコレクションの持ち主。かつて池袋に「歴史発見館」という個人博物館も経営していたんですって!

そんな加藤氏のコレクションの一部がこの謎のレトロ空間に集結してるってんだから、そりゃ見応えもあるってものよネ。

そして流石不動産王、駐車場時代は月に35万円ほどの家賃が入っていたにもかかわらず、それをかなぐり捨ててこの謎のレトロ空間を造ったのだそう。35万なんて筆者の手取りより多い金額を手放すなんて、貧民からしたらシンジラレナイっ!

収入を捨てているだけあり、ただの“昭和レトロブーム()”に乗っかった代物ではない、気合と心意気と愛を感じる空間になっているわよね。

【事故が減った!?】謎の珍スポット・「熊野町交差点レトロ空間」

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

かつては“日本一交通事故が多い危険な交差点”と言われていたものの、現在は事故が減少している「熊野町交差点」。

実はこの場所は加藤氏のコレクションを展示する謎の珍スポットというだけでなく、しっかり“交通安全祈願”が込められている。

その象徴がこの黄金に輝く釈迦如来坐像で、4年ぐらい前に加藤氏自らオークションで手に入れた一品なのだとか。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

加藤氏曰く“真鍮製の釈迦如来坐像で、信者200万人を超える宗教法人が所有していたもの”らしいわ。(結構大規模だけど、有名なトコロなのかしら?ちょっと気になる・・・・)

この釈迦如来坐像のおかげで事故が減ったのか真偽の程はよくわからないけど、まぁ、実際減ってるんだし結果オーライっーところかしらね?

そして交通安全以外にも、訪れた人からは「売上が上がった」「願いが叶った」との声も上がっており、ちょっとしたパワースポットとしても人気をあつめているみたい。そんなこと言われているのであれば、ここのところどん底だった筆者も、パワーをもらうため必死にお祈りを捧げるわよねぇ、そりゃあ。

一応釈迦如来坐像の前にはお賽銭箱が設置されているのだけど、お賽銭は能登半島地震の被害を受けた自治体に寄付しているのですって!駐車場の家賃収入である35万円を手放したんだから、自分の懐に入れてもバチは当たらなそうだけど、やっぱり富裕層は人間が出来てるわよネ。筆者のような貧民とは違うわ・・・・

【熊野町交差点レトロ空間】昭和臭がすごい!貴重な展示品

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

もともと駐車場時代に琺瑯看板を飾っていただけあり、いまでもこの場所には多くの貴重なコレクションが展示されている。

既に現存するものがほぼないものも多いようで、看板の企業の方に譲ってほしいと打診されることもあるのだそう。それだけ貴重なものが普通に野ざらしで展示されてるってすんげーなぁ。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

なんでもあり(?)の展示品の数々は、とにかくいい感じのカオス感を醸し出している。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

サトちゃんもいたり。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

ケロちゃんとコロちゃんもいる。

一部買『売物』と書かれた札がかかっている展示品は、購入することもできるみたい。お値段が記載されていないけど、いくらぐらいするのかしらね?まぁ筆者には買えない値段だろうけど・・・・(哀)

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

とにかくいろいろあっておもしろい。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

一角には「なんでもOKご記入下さい」と書かれたメモ帳が置かれていた。このアナログ感がたまらないわよネ。

【熊野町交差点レトロ空間】2軒隣のビルもレトロ!

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

そしてなんとなんと「熊野町交差点レトロ空間」の2軒隣のビルからもとびきりの昭和臭が漂ってくるじゃぁないですかっ!

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

あきらかにコンセプトが被ってんな、と思いながら眺めていたら、どうやらこのビルも「熊野町レトロ空間」の持ち主である加藤氏が大家さんなのだそう。

昭和レトロ研究所 「熊野町交差点レトロ空間」

お店はお寿司屋さんとまぜそばやさんの2軒が入居しているわ。

今回は中に入らなかったのだけど、いつか食べに来てみたい!口コミによると、まぜそばやさんの方は店内もかなり昭和レトロな雰囲気らしいのよネ。

【熊野町交差点レトロ空間】池袋の不動産王・加藤氏を知ろう

「熊野町交差点レトロ空間」の所有者である加藤正衛氏は、池袋の不動産王の異名を持つだけあり様々なメディアに登場しているわ。

ちなみに筆者は⬆の「楽待チャンネル」で存在を知ったわ。(楽待チャンネル好きなのよネ)かなりすごい&個性的で面白い人なので、「熊野町交差点レトロ空間」に見学に行く前に見ておくことをオススメするわ。ただの“昭和レトロブーム()”に乗っかったうっすい場所じゃないっーことがよく分かるから。

【板橋区熊野町】「熊野町レトロ空間」の場所

〒173-0025 東京都板橋区熊野町11−3

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