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【2024年で100周年】復活販売した「ヒロタ」の動物シュークリームがかわゆすぎ♡【歴史】

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【2024年で100周年】復活販売した「ヒロタ」の動物シュークリームがかわゆすぎ♡【歴史】
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昭和世代にとって、定番のシュークリームといえば、「ヒロタ」を思い浮かべる方も多いんじゃないかしら?

いつの頃から「ビアード・パパ」に定番シュークリームのお株を奪われてはいるものの、美味しくってお安い「ヒロタ」は今も根強い人気を誇っているわよネ。

そりゃぁ〜初めて「ビアード・パパ」を食べたときの衝撃は「ヒロタ」にはないけれど、昔からある定番の味は、いつ食べても童心に帰れる心の故郷と言っても過言ではないわ。

そんな「ヒロタ」が、今年2024年10月に100周年を迎えるって知ってた?2023年10月には100周年記念として、東京の東銀座と大阪のえびすばしに旗艦店をオープンしているの。

その他、リニューアルされた世にもかわゆい動物シュークリームが発売されたり、定番のシュークリームのクリームが今なら増量中なのよ♡

これは買うしかないわよネ♡

と、いうことで、今回は動物シュークリームを買うために、オープンしたばかりの東銀座の旗艦店に行った様子をお伝えするとともに、100周年の「ヒロタ」の歴史を振り返ってみましょ!

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昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 
撮影「ヒロタ東銀座店」に飾られた写真。真ん中なの写真が創業当時の写真だそう。

それでは、東銀座のお店にゆく前に、まずは100周年を迎える「ヒロタ」の歴史を、少しだけ振り返ってみましょ!

「ヒロタ」が創業したのは、大正13年(1924)10月。創業者の廣田定一が、大阪市上福岡にある自宅の一部を改装して、洋菓子の製造販売を開始したのが始まりよ。

その後、昭和10年(1935)に大阪の戎橋筋にシュークリームの実演販売ショップをオープンし、昭和11年(1936)には大阪市西淀川にアイスクリーム工場を設置したりと、順調に規模を拡大していったわ。

元々シュークリームは幕末から明治初頭にかけて、フランス人のサミュエル・ピエールが横浜で洋菓子店を始めたことがキッカケで日本に広まっていったわ。明治後期から大正時代には一般人にも広まっていたようだけど、まだまだ高級なもの。そんな時代に「ヒロタ」は、シュークリームの発展に寄与した企業のひとつだと言っても過言ではないわよネ。

少し余談だけど、明治37年(1904)に「新宿中村屋」がクリームパンを開発しているわ。これは当時まだ珍しかったシュークリームをヒントに開発されたもの。昔は乳製品を使ったシュークリームやクリームパンは栄養価が高く、滋養強壮の品として注目されていたようね。

⬇クリームパン及び元祖のパンのお店についてはこちらをどーぞ!⬇

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 
昭和23年に神戸元町通りにオープンした工場直営の店舗(撮影:ヒロタ東銀座店)

その後は太平洋戦争の影響により、物資統制と戦況激化のために昭和20年(1945)に休業に追い込まれるも、戦後の昭和22年(1947)には、マッカーサー元帥に誕生日ケーキを送り感謝状が授与されているわ。これは日本人としては初めての出来事だったそう。

その後も「ヒロタ」の躍進は続き、昭和23年(1948)には、戦後の「ヒロタ」の礎ともなる元町店を神戸市の元町通にオープン。このお店は製造販売の他に喫茶室も併設され、大人気になったわ。

しばらく関西を中心にブイブイ言わせていた「ヒロタ」ですが、ついに昭和44年(1969)に東京へ進出。東京中野に工場を設置し、吉祥寺に関東1号店をオープンさせたの。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 
昭和48年にオープンしたパリの「ヒロタ」(撮影:ヒロタ東銀座店)

東京でもシュークリームの定番としての知名度を獲得したヒロタは、なんと昭和48年(1973)にシュークリームの本場でもあるフランスにまで店舗を拡大しているわ。フランスに進出していたことを筆者は知らなかったので、ビックリよ!本場のフランスで勝負しようなんて、強気にも程があるわよね。

昭和の頃はブイブイ言わせていた「ヒロタ」ですが、平成13年(2001)には、経営破綻して民事再生法を適用しているわ。翌年には21LADY(後のヒロタグールプホールディングス)の子会社となり、経営再建を開始しているの。

開業から100年の間に紆余曲折ありながらも、多くの人々に愛される「ヒロタ」。昨年の2023年には100周年プロジェクトをスタートさせ、これからまた100年続く企業として躍進していくことを期待したいわネ!

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昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 
真ん中が1階にヒロタが入る、大正9年に竣工されたレトロビル「アポロ昭和館」

さぁそれでは、100年に及ぶ「ヒロタ」の歴史がざっとわかったところで、いよいよ2023年10月にオープンしたばかりの旗艦店、「ヒロタ東銀座店」へレッツラゴーよ☆

「ヒロタ東銀座店」があるのは、東銀座のレトロビル「アポロ昭和館」の1階。この「アポロ昭和館」、かなり昔からあるビルで、昭和の匂いがビンビンなんだけど、今回竣工日を調べてみたら、なんと1920年1月と出てくるではあ〜りませんか!!!古い古いとは思っていたけど、まさか大正9年(1920)だったとは思わなんだ・・・銀座は近代的なビルの中にも、古いビルも多くて歩いているだけでワクワクするのよネ♡

⬇近くにある銀座を代表するレトロビル「奥野ビル」もオススメ♡⬇

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

ちょっとレトロビルに話がそれてしまいましたが、いよいよ「ヒロタ東銀座店」を見ていきましょ!

入口の雰囲気からしてもうかわゆい♡少しレトロな雰囲気もありつつ、ポップな装いでこれはひときわ目を引くわよネ♡

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

チェック模様と輝く「ヒロタ」の文字がまばゆいわ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

看板にはしっかり”創業100周年”の文字が!

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

中に入る前からかわゆすぎてワクワクしちゃう♡

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

そして店内も勿論かわゆい♡

ピンクを貴重とし、どこか懐かしさを感じるピンクの壁が、レトロでかわゆすぎるじゃないの♡ちなみに店員さんの制服もチェック柄!

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

100周年を記念して一新されたロゴのネオンが、シュークリームモチーフの壁に浮かびあがる演出は、思わず撮影したくなっちゃう映え具合じゃな〜い?

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

そして店内には、100年の歴史を物語る当時の写真の展示もされていたり、Tシャツやポーチ、マグカップなどの「ヒロタ」グッズも販売されているわよ。

棚にはグッズの他にドーナツなどの焼き菓子とともに、まんじゅうやどら焼きなどの和菓子も販売していたわ。筆者は「ヒロタ」に和菓子のイメージがないんだけど、昔は販売してなかったわよね?

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

そしてショーケースには定番のシュークリームやエクレア、プリンなどの美味しそうな商品がたくさん♡

筆者は18時頃に伺ったため、ちょっと商品は少なくなっていたわ。今回筆者の目的である動物シュークリームはまだ売っているかしら??

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

な〜んてことを思っていたら、動物シュークリームを発見!!(お値段各¥378)

「うし」「ひよこ」「三毛猫」の3種類の動物が、堂々とショウケースの中に鎮座しているわ♡プレスリリースでは「三毛猫」「パンダ」「うさぎ」の3種類が復活発売されると見たんだけど、復活する種類が増えたのか、変更になったのかどっちなのかしら?

ちなみに「ヒロタ」では以前、動物園シリーズとしていろんな動物シュークリームを販売していたのだけど、今回100周年事業として限定で動物シュークリームが復活しているのヨ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

さぁさぁそれでは、捕獲した動物シュークリームを見ていきましょ♡

箱もチェックでかわゆい♡しかも、蓋の部分は「ヒロタ」の”H”が隠れ文字(?)としてあしらわれてる!!

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

箱を開けると、世にもかわゆい動物シュークリームが登場!

つぶらなお目々で筆者も見つめる3匹。安心して、いまから美味しく食べてあげるから♡

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

さぁ、それでは、世にもかわゆい動物シュークリームを捕食していくとしましょうか。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

まずは「三毛猫」から。

かわいいお顔はチョコレートでコーティングされ、お耳はアーモンドになっているわ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

中はチョコレートクリームよ。

そしてお味は、「ヒロタ」。まごうことなき「ヒロタ」のシュークリームの味で、バッチグーな美味しさよ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

お次は「ひよこ」。

シンプルな見た目ながら、愛らしさが詰まったヴィジュアルで、くちばしや足はマシュマロっぽいわ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

中は定番のカスタード。

そしてお味はこちらも、まごうことなき「ヒロタ」のシュークリーム。安心感のある味で美味しいわ。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

そして最後は「うし」よ。

のほほん顔のお顔が可愛らしく、ちょこんと乗ったチョコレートのお耳がキュート。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

中はいちごクリームよ。

あ〜コレ!すっごい久しぶりに「ヒロタ」のいちごシュー食べたけど、まさしくこのいちご味は「ヒロタ」!いちごポッキーぽいいちごの香りと味が、一寸昭和のいちご味を思わせ美味しい。

正直言ってそれぞれ3匹とも、目新しい味は一切ないわ。でも、それが「ヒロタ」なのよ。いつ食べても安定の美味しさが味わえ、謎の安心感を生むシュークリーム、それが「ヒロタ」。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

そして最後にご紹介するのが、「ヒロタ」定番の箱に入ったシュークリーム。

この箱も100周年を記念してリニューアルされ、どこかレトロ調なデザインに一新されたわ。

そ・し・て・な、なんと!100周年を記念して、今なら中のクリームが23%も増量しているのよ〜〜〜〜〜っ!!

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

見た目はいつもの定番「ヒロタ」のシュークリーム。

昭和レトロ研究所 ヒロタのシュークリーム 

シュークリームを割ってみると、たしかに増えている気がする!!

そして、お味は「ヒロタ」、これこそ、まごうことなき「ヒロタ」のシュークリームの味!いいのよそれで、皮のしなり感や、馴染みのあるカスタードクリームの味が最高に美味しい♡

この味が落ち着くし、毎日でも食べられる味なのよ。確かに、年々進化はしていると思うのよ、でも、どこか懐かしい昭和の味を踏襲しているシュークリームって、オシャレなシュークリームが街にあふれる中、ある意味貴重とも言えなくもないわ。

今回筆者は久しぶりに「ヒロタ」のシュークリームを食べたけど、久しぶりなのにしっかり「ヒロタ」を感じ、懐かしさに浸れるなんて、「ヒロタ」は心の故郷と言っても過言ではないわネ。

〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目12−20 アポロ昭和館 1F

東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅A7出口すぐ

営業時間:10時00分~20時00分(営業時間や営業日は状況により変更となる可能性あり。)

★その他「ヒロタ」の店舗一覧★

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★インターネット販売もやっているよ!★

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