日本屈指の頭脳が集まる東京大学。
底抜けに頭の出来がよくない筆者にとっては、学生時代に友人と何食わぬ顔で東大の中に入りこみ、東大生のふりをするという頭の悪い遊びをした思い出の地。(ちなみに今はコロナの影響で構内は関係者以外立入禁止よ。)
東大について語ろうかと思ったらこのぐらいのエピーソードしか出てこないほど縁遠い存在ってのも悲しいわね・・・
余談だけど二十歳の時には友人と高校の制服を着て高校生のふりをして渋谷を練り歩くという頭の悪い遊びもしたわ。
そりゃあこんな頭の悪い事ばかりやっているような奴は東大に縁がなくて当然よね。
どうでもいい前置きが長くなりましたが、今回はそんな筆者には縁遠い東京大学の目の前にある老舗喫茶「COFFEE こゝろ」に行ってきた様子をレポートするわ。
この「COFFEE こゝろ」外観も内装もメニューもすべてが昭和レトロすぎて素晴らしい喫茶店よ!
東京大学の目の前「COFFEE こゝろ」
東京メトロ南北線東大前駅を出て5分ほど歩くと見えて来るお店、それが「COFFEE こゝろ」よ。
本郷通りを挟んですぐ目の前は天下の頭脳を誇る東京大学という立地に、昭和レトロ感満載の渋い外観がイカすわね。
で、また「COFFEE こゝろ」って店名がいいわよね、帝国大学出身の夏目漱石先生の「こゝろ」からきているのかしら?なんて考えてみたり。
一見無造作に置かれた造花や人工芝が昭和感をもりあげているわ。
昭和レトロすぎる!「COFFEE こゝろ」の世界
まず店内に入ると「うわ〜♡」と心の中で歓声をあげること間違いなしよ、そのぐらいここは昭和レトロのワンダーランド。
以前は2階も利用できたみたいだけど、現在は1階のみで営業中。座席数は4人がけが8組、3人がけと2人がけが1組ずつと1階だけでも十分な広さ。
店内は全席喫煙可。
店内のひとつひとつが昭和レトロすぎて味わい深い。置かれた小物がおばあちゃん家感を醸し出しサイコーすぎるわね。
煙草で色づいた壁も、グリーンとブルーの味わい深い椅子も、全てが愛おしく感じて、もぅここに住みたくなっちゃう。
昭和の味「ウインナーライス」と「クリームソーダ」
そして「COFFEE こゝろ」の魅力は昭和レトロな空間だけじゃなく、メニューも昭和レトロなところ!
ここでは昭和レトロすぎる「ウインナーライス」がいたがけちゃうのよ。
じゃじゃじゃじゃーん!!こちらウインナーライス、お吸い物付きでお値段¥620!!
安い!!!
いや〜これでいいのよ、いや、これがいいのよ。
ソースで味付けされたキャベツ炒めに赤ウインナーにお漬物とバランスが最高よね。シンプルにして至高の食べ物かもしれないわ、これ。
安くてこんなに美味しいものが食べられるなんて、筆者が東大生なら毎日通っちゃう。
そしてこちらがクリームソーダ(エリーゼ付き)¥600
見てよこのグラスのレトロさ!最近あまりこういうグラス見なくなったのよね・・・
ドリンクを注文すると「エリーゼ」がついてくるみたいなんだけど、これ「エリーゼ」っていうところがレトロポイント高いわよね。
ブルボンの「エリーゼ」は昭和54年(1979)に発売された歴史あるお菓子。ブルボンのお菓子って渋い感じが実家感があるし、堅実な感じが昭和感を醸し出していて素晴らしいのよね。なにより美味しいし。
昭和レトロな空間で昭和レトロなウインナーライスとクリームソーダをいただくと、あ〜なんかしあわせってこういことなのね・・・なんてしみじみ感じるわ。
こんな素敵な喫茶店が学校の近くにあるなんて東大生が羨ましくなっちゃう。
でも「COFFEE こゝろ」は筆者のような頭の出来が良くない人も温かく迎え入れてくれる素晴らしき昭和レトロのワンダーランドだったわ。
「COFFEE こゝろ」場所・詳細
東京都文京区本郷6丁目18−11
東京メトロ南北線 東大前駅から徒歩約5分
東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅から徒歩約9分
営業時間:12:00〜17:00(土曜日のみ9:00〜17:00) 日曜定休日
(営業時間・営業日は状況により変更の可能性もあり)
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