杉並区にある和田堀公園は、昭和39年(1964)の開園以来、区民の憩いの場として親しまれている。260,502,79平方メートルもの広い敷地内には、桜の木が植えられ、春になるとそれはそれは美しい桜が咲き誇り、訪れるものを魅了し続ける。
今回はそんな憩いスポット・和田堀公園内にある昔ながらの食堂「武蔵野園」で食事をしてきました♪
「武蔵野園」は多くの有名人が訪れるとっても人気の食堂で、「孤独のグルメ」や映画のロケ地としても使われている、超がつくほどの有名店。
にも関わらず、筆者は今回が初訪問。(和田堀公園には何度も行っているにも関わらず・・・・)
おもいっきり昭和の面影が漂う「武蔵野園」で、正統派な昭和のオムライスを堪能してきた様子をレポートしますネ!
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」の外観
高円寺駅からバスに揺られること15分。和田堀公園を訪ねたのは、桜の季節もとうに過ぎた、晩秋の雨のころ。
とにかく敷地が広いので、初めて訪れる場合は迷子にならぬよう要注意。まぁ、筆者は何度も来ているにも関わらず、道に迷ってしまうのですが・・・・
公園内をうろうろしていると、見えてきました、印象的な赤い格子の建物が。
そう、このファンキーかつレトロな建物が、今回の目的地「武蔵野園」なのです。
ネットで調べてみたら、「武蔵野園」の創業は昭和26年(1951)らしい。ということは、和田堀公園開園まえからあるということか。すごくない?
そんな歴史を考えながら入口を眺めていると、忍者のポップコーンマシーンがひっそりと佇み、なんだかちょっぴり物悲しい・・・・
かつてこの忍者は現役で稼働し、「武蔵野園」のシンボル的なやつだったのに・・・・久しぶりに来たら「LUUP」に追いやられ、時の流れを感じざるを得ない・・・・
ちなみにこちらの写真は、6〜7年前に撮影した現役時代(?)の忍者マシーン。
筆者の中では「武蔵野園」といえば、この忍者マシーンのイメージだったのよね。(ポップコーンを買ったことはないのだけれど)
そして「武蔵野園」は食堂だけではなく、釣り堀もやっているの。
上の写真だと、左が食堂・右が釣り堀の入口。ちなみに忍者マシーンは釣り堀の入口にありますよ!
さぁではいよいよ、「武蔵野園」のお店の中に入ってみましょ☆
筆者も今回初入店のため、一寸どきどき。
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」の店内
どきどきしながら店内に入ってみると、そこはびっくりするぐらい昭和の空気が充満していた。
なんだろう、はじめてなのに懐かしさすら感じる。
ビニールハウス?のようなつくりで、かなり広々とした店内。
雑多な感じが妙に居心地良く、無性に落ち着く。
窓?からはお隣の釣り堀の景色を眺めることができる。
レトロでのんびりした景色に、なんだかほっとしちゃう。
おっと!奥には大口をあけたジョーズの姿も!迫力満点!
このジョーズ、映画「HiGH&LOW」のロケでこの釣り堀が使われた時のセットらしい。意外と最近のものなのね。
ちなみに、店内には喫煙所もしっかり完備。
まぁ、2024年に禁煙に成功した筆者には、無用の長物(どやぁぁぁぁーーーー)
釣り好きには喫煙者が多そうだし(偏見)、釣り堀に併設する食堂としては喫煙所の存在はありがたい限りよね。
あ、そうそう、店内には貴乃花&若乃花グッズ?が多数展示されている。(靴職人のお父さんとアメフトやりだした人)
どうやら幼少期に家族でよく「武蔵野園」を訪れていたようで、その縁でグッズが多いみたい。後から調べてわかったのだけど、「武蔵野園」はふたりのファンの聖地でもあるみたいね。
そして若貴効果?なのか?、店内にはずらりと並ぶ有名人のサイン色紙。
これだけサインが集まると、さながら博物館みたいで圧倒しちゃう。流石人気店なだけあるわ。
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」のメニュー
「武蔵野園」のメニューは多種多様。
カツカレーやカツ丼、カキフライ定食なんかの、お腹満たし系のがっつりメニューもそそられる。
そして「武蔵野園」ではお酒も提供しているため、おつまみメニューも充実。
他にはお汁粉やごま団子などの甘味もあり、老若男女で楽しめそう♪
ちなみに「孤独のグルメ」で、ゴローさんは焼きうどんと親子丼、そしてお汁粉を食べていたような。
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」の正統派オムライス
おいしそうなメニューがたくさんで目移りしてしまう、そんなときは一番すきなものを注文するものなのです・・・・
と、いうことで、迷いに迷ってオムライス(1000円)を注文。
みて、みて、この美しい形状!
運ばれてきた瞬間から、あまりの美しさととびきりレトロな雰囲気に、こころがつかまれてどきどきが止まらない。
好き。すき。スキ。どうしようもなくすき♡
あまりの素敵さに、おもわず一目惚れ♡
一緒に付いてきた、ラーメンの汁?と思しきスープもいい感じ。
しっかり焼かれた薄焼き卵に包まれしチキンライスに、真っ赤なケチャップがかかったその姿は、まさに正統派のオムライス。
そして、見た目だけじゃなく、お味だってもちろんバッチグー☆
大きめにカットされた具材は、食べごたえもあり嬉しい限り。
正直この世には、もっとオシャレでナウいオムライスがあると思うの。
だけど、オシャレでナウいオムライスよりも、やっぱり昭和の香りが漂う正統派なオムライスにはかなわない。(オシャレでナウいオムライスも好きなんだけど)
「これでいい」、じゃなくて「これがいい」の。
そんな特別な存在になれるって奇跡だよなぁ・・・・なんて、正統派なオムライスを食べつつ、感傷にひたった昼下がりとなりました。
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」のへゆこう!
はい、今回は杉並区和田堀公園内にある、昭和レトロな食堂「武蔵野園」をご紹介しました。
今回筆者は正統派な昭和のオムライスをいただいたわけですが、オムライス以外のメニューもすごく懐かしい感じで、どれも美味そう♡
和田堀公園には何度も訪れ、「武蔵野園」の存在は知っていたにも関わらず、なかなか入らなかったことを少し後悔。もっとはやく入っていればよかった!
これから和田堀公園に行った際は、「武蔵野園」にもセットで訪れなければ!いやこのぶんだと、「武蔵野園」に行くために和田堀公園に行く、っていう目的に変わりそう♡
【杉並区和田堀公園】「武蔵野園」場所・詳細
〒168-0061 東京都杉並区大宮2丁目22−3
京王井の頭線「西永福」下車 徒歩15分
京王バス、関東バス(京王井の頭線「永福町」駅-松ノ木住宅経由-JR「高円寺」駅または東京メトロ丸の内線「新高円寺」(M03)駅行)「都立和田堀公園」下車
営業時間:9時00分~17時00分(火・木定休日)
喫煙所あり
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