寝台列車が好きだ。
夜を駆ける寝台列車ほど、旅情を掻き立てる贅沢な乗り物はないんじゃないかしら?
現在定期運行している寝台列車は特急「サンライズ出雲・瀬戸号」のみになってしまったけれど、昭和の時代には数多くの寝台列車が大活躍したものよね。
中でも人気をはくした列車が、豪華な客室や食堂車を備えた寝台特急「北斗星」ではないかしら?
寝台特急「北斗星」は、青函トンネルが開通した昭和63年(1988)3月に運行を開始したブルートレイン。豪華な列車で乗り換えなく、上野〜札幌まで異動できる「北斗星」はみんなの憧れだったわよね〜。
そんな「北斗星」も残念ながら、北海道新幹線の開業やコスト増の影響で、平成27年(2015)には運行が廃止されてしまったの・・・(※北海道新幹線の開業は2016年)
筆者も一度は乗ってみたいと思いつつ、結局「北斗星」にはのれずじまいだったのよね。そのため今でも悔しい思いを抱いているわ・・・
でも、「北斗星」に乗れず悔しい思いをした筆者でも、「北斗星」の雰囲気を味わえる場所が、埼玉県の川口市にあるのよ!
それは、寝台特急「北斗星」の食堂車である「グランシャリオ」をそのままレストランとして使用しているお店で、その名も「ベーカリーレストラン グランシャリオ」。
当時の食堂車「グランシャリオ」がそのままの姿で蘇ったなんて、ファンにとっては感涙ものよネ!筆者もず〜っと行ってみたいと思っていたんだけど、今回念願かなって初来店と相成ったわ。
【東川口】ブルートレイン「北斗星」が蘇る!「ベーカリーレストラン グランシャリオ」
今回の目的地である、「ベーカリーレストラン グランシャリオ」の最寄り駅は、埼玉県川口市にあるJR武蔵野線と埼玉高速鉄道の東川口駅よ。
東川口駅の南口を出て、県道381号線をひたすら直進すること7分。ブルーに輝く素晴らしき車体が見えた来たら、そう、そこが今回の目的地「ベーカリーレストラン グランシャリオ」よ!
まぁ〜なんと「ブルートレイン」にふさわしいブルーっぷり!!
寝台列車の愛称として親しまれた「ブルートレイン」だけど、平成27年(2015)に寝台特急「北斗星」が廃止されるとともに、その姿を消してしまっていたのよ。(最後のブルートレインが「北斗星」)
またこうして「ブルートレイン」に再会できるなんて感涙もの♡
スシ24-504の車体番号にきゅん。
そして連結部分も健在。ドア窓に「食堂」と書かれているのにも萌えるわネ!
「北斗星」の横には同じくブルートレインカラーの車が鎮座!かわいい♡
【東川口】寝台特急「北斗星」!「ベーカリーレストラングランシャリオ」の車内
さ〜ぁ、高鳴る胸のドキドキと共に、「北斗星」の中に入っていきましょ〜☆
ブルートレインの雰囲気とは少しかけ離れた、立派な純和風な門をくぐって「ベーカリーレストラン グランシャリオ」に向かいます。
ここは寝台特急「北斗星」を使用した「ベーカリーレストラン グランシャリオ」だけじゃなく、パン屋さんやお蕎麦屋さん、それにイタリアンなども併設されているみたい。
こちらも和風レトロな雰囲気で素敵ネ!
な〜んて思いつつも、筆者の心は「北斗星」に夢中♡早速中に入ってみましょ〜!
ドキドキしながら「北斗星」の車内に足を踏み入れると・・・・
きゃっ♡当時の姿が目の前に広がっているじゃない♡
上野駅から「北斗星」に乗り込んだと錯覚してしまうぐらい、当時の姿がそこにあるわ!
輝きを放つ、当時のままの「グランシャリオ」と書かれたプレートがニクいわネ♡
わくわくドキドキしながら車内を覗き見・・・
きゃぁぁぁああぁぁぁぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜っ♡素敵♡
筆者の語彙力のなさでは、この感動が伝えきれないのが悔しいぐらい素敵!!!
後ろからも撮影しちゃう。
いや〜もう当時のままじゃないの!さんざん憧れた寝台特急「北斗星」に乗車している気分になってしまうわ!
椅子やテーブル、ランプなどの備品も当時のままじゃない!?
もう、なんと言葉を発して良いのかわからなくなってしまうほど、感動の渦に飲み込まれてしまったわよ。
2014年時の「北斗星」と「カシオペア」の時刻表も掲載されていたわ。
あぁ〜このまま動き出してくれないかしら!な〜んて思ってしまうわネ。
そして厨房側の2席には、関連本や来店ノートなどが設置されていたわ。
「北斗星」が運行されていた時は、この場所ってグッズ売り場にになっていたはず。その場所を客席として使わないあたりも、芸が細かいわネ!
「北斗星」のイラストを数多く発表し、「北斗星」を愛するイラストレーター・鈴木周作氏も、度々「ベーカリーレストラン グランシャリオ」を訪れるそう。店員さんが親切に鈴木周作氏が書いたイラストやコメントを見せてくれたわ。
【東川口】「北斗星」の感動だけじゃない!料理も絶品の「ベーカリーレストラン グランシャリオ」
ここ「ベーカリーレストラン グランシャリオ」は、当時の「北斗星」に乗車出来るという楽しみだけじゃなく、とっても美味しい料理までいただけちゃうのよ♡
筆者は今回フレンチトースト(¥770)を注文。
その他にもハンバーグやカレーなどの料理が盛り沢山よ!そして流石”ベーカリーレストラン”と名乗っているだけあり、90分制のパン食べ放題がなんと¥990で楽しめちゃうの♬
こんな立派なフレンチトーストが、ドリンク付きで¥770って激安すぎない!?こんなのフツーに¥1000超えるべき品じゃないの。
しかも、このフレンチトーストが美味し〜のなんのって!!
卵液がよくパンに染み渡り、中はふわふわ外はパリパリの最高のフレンチトースト具合♡
言い方が悪いかもしれないけど、寝台特急「北斗星」という付加価値が付いていいるんだから、料理が多少不味くても文句なんて言えない立ち位置にいるわけよ。それがどうよ、こんなに美味しいものを提供するなんて、「ベーカリーレストラン グランシャリオ」は神か何かなの!?
この環境でこんなに美味しいものが食べられるなんて、幸せの極みだわ♡
【東川口】蘇ったブルートレイン!「ベーカリーレストラン グランシャリオ」で「北斗星」に乗車して美味しい料理を楽しもう♬
今回は憧れの寝台特急「北斗星」の食堂車を蘇らせたレストラン「ベーカリーレストラン グランシャリオ」に行ってきた様子をお伝えしたわ。
昭和の頃に大活躍したブルートレインが、昔のままの姿で楽しめちゃうなんて夢のような場所よネ!それだけじゃなく、「ベーカリーレストラン グランシャリオ」は料理まで美味しいという、至れり尽くせり具合。
「北斗星」に乗車したことがある人も、筆者のように憧れ続ける人も、感動が押し寄せてくるので是非足を運んでみて下さいネ!そして、列車に興味がない人も、こんなに素敵な空間で美味しい料理をいただけば、寝台特急「北斗星」の魅力にハマってしまうことうけあいよ♡
【東川口】寝台特急「北斗星」☆「ベーカリーレストラン グランシャリオ」場所・詳細
〒333-0811 埼玉県川口市戸塚3丁目31−31
JR武蔵野線/埼玉高速鉄道 東川口駅 徒歩7分
営業時間:11時00分~17時00分 土・日曜日、8時00分~17時00分(水曜日定休日)
(営業時間や営業日は状況により変更となる可能性あり)
全席禁煙
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