東京調布市

【調布】代々木の名喫茶が移転!昭和レトロな純喫茶「コーヒーハウスTOM」・変わらぬ味と雰囲気に感動♡

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【調布】代々木の名喫茶が移転!昭和レトロな純喫茶「コーヒーハウスTOM」・変わらぬ味と雰囲気に感動♡ 東京
【調布】代々木の名喫茶が移転!昭和レトロな純喫茶「コーヒーハウスTOM」・変わらぬ味と雰囲気に感動♡
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昭和46年(1971)に代々木で創業した「コーヒーハウスTOM」は、都内近郊の喫茶店好きなら誰もが一度は足を運んだであろう名店。

学生時代は代々木〜新宿エリアをねぐらにしていた筆者も、何度も足を運んだ喫茶店だったわ。最後に行ったのが、コロナ前の2019年だったのだけど、その後2021年に閉店したことを知り大ショックを受けていたのよ。

が!それから少しして、完全に閉店したのではなく、調布に移転しているというネット記事を発見!!これは行かねばと思いつつ、中々行く機会がないまま数年・・・今回ついに、移転した「コーヒーハウスTOM」に足を運んできたわよ!

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昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

代々木から移転した「コーヒーハウスTOM」が建つのは、東京都調布市。と、いっても京王線の調布駅からは4キロほど離れており、ほぼ三鷹市との市境付近に存在するわ。

JR三鷹駅からも3キロほど離れており、両駅からバスが出ているのでそちらを使うのがよいかも。(筆者は三鷹駅から歩いた・・・)

元々この地に居を構えていたマスターご一家。閉店するにあたり、自宅を改装してお店をオープンしたそうよ。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

代々木時代から使っている看板が一層目を引き、場所は変わっても、明らかにここがあの名喫茶「TOM」だということを伝えているわ。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

うわぁ〜〜〜っ!!ちょっと待って、ドアや窓まで代々木時代のものじゃないの!?

目を瞑るとありありと代々木のお店の姿が瞼に映り、なんだか懐かしい気持ちになってくる。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

あっ!このライトも代々木時代のもの!

代々木時代を知らない人が見たら住宅街にあるお洒落な喫茶店に見えるであろう、そんな真新しい外観のそこかしこから、当時の面影を感じ、なんだか泣きそうになってしまう。

すごくどうでもいい思い出話になってしまうのだけど、代々木時代「TOM」でお茶をして、同じ通りにあった「文明軒」でパンを買うのが楽しみだったのよね。エンジェルビルも取り壊されるし、どんどん代々木が変わってゆく気がして少し寂いわ・・・

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

なんて、思い出話に浸りつつ店内へと入店。

!!!!!!!!!!入った瞬間、息が止まるぐらいの衝撃が体を襲う。だってここは、まごうことなく「TOM」なんですもの。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

店内の調度品はすべて代々木のお店から持ってきたもの。

場所は変わり新しくなったとて、置いてあるひとつひとつの物からは当時の空気と歴史が発せられ、ここにはしっかりと50年の長きに渡り代々木で営んでいた記憶が息づいている。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

先代マスターのご子息が現在はお店を切り盛りしており、お話を伺うってみると、家具や調度品は代々木時代に2階で使っていたものを持ち込んだのだそう。

コチラの窓はマクドナルド側にあった窓なのだとか。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

おっ!このクローバ(?)の飾りも当時からあるものじゃないの!

現マスター曰く、『今こういう装飾を作れる職人がいないらしく、借金のカタになると思って持ってきたんですよ。』とお茶目に笑いつつ、しっかりと代々木時代を受け継ごうとする心意気を感じたわ。

あっ!あと壁にかかるレコード型の時計も、代々木時代に使っていたものじゃない!

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

勿論このパーテーションも!

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

このステンドグラスライトも、当時から変わっていない!

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

どこを見ても創業当時からの息吹を感じ、感動を通り越して筆者のない語彙力ではお伝えできない感情に陥ってしまう。

ここまで完璧に移転しているお店って他にはなくない?というか、移転っていうより店内まるっと移築していると言っても過言ではないわよネ。(もちろん間取りととかは全然違うんだけど。)

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そしてさりげなく歴史を伝えるように、代々木時代の写真も飾ってあったわ。

筆者もこの記事を書くにあたり、代々木時代の写真がないか探してみたのだけど、見つからなかったわ・・・昔からSNS下手のため、身近すぎるお店ってそんなに写真を撮る習性がなかったのよね・・・(たぶんスマホのカメラロールに何枚かはあるハズなのだけど。)

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そして、なんとお店のメニューも当時から使っていたもの!

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

イラストも住所も電話番号も代々木!!

あまりに感動しちゃって中を撮り忘れたのだけど、勿論メニュー自体も当時のままよ!(当時よりメニュー数は少し減らしてはいるみたい。)

ここまで完璧に移転していることに、改めて感動しちゃう。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そしてもちろん名物のジジロアセット(¥800)も当時のまま!というか、お値段も変わってなくない?

ババロアと悩みに悩み、今回はジジロアを注文(ジジロアはコーヒー味のババロア)、セットの珈琲はオススメのストロングよ。甘めのジジロアには、濃いめのストロング珈琲がオススメされているわ。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

嗚呼・・・これ、これ!これよ♡最後に行った日は、おそらくババロアを食べた記憶があるため、久しぶりにジジロアと対面したわ♡

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そしてお味もちゃんと「TOM」のジジロア♡(当然ですが・・・)

まろやかで優しい甘さの、変わらない美味しさに涙が出ちゃう。久しぶりの対面に、思わずひとくちひとくち噛み締めながら味わってしまったわ。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そしてお供のストロング珈琲。

しっかり時間をかけて入れる珈琲は、味も香りも良く昔と変わらない美味しさ♡

甘いジジロアに濃いめのストロングが体中に染み渡る。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

そして今回お腹を空かしていた筆者は、一緒にトースト(¥400)も注文。

トーストの盛り付け方も当時と一緒じゃない!?なんて、いちいち感動してしまう。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

バターがたっぷり塗られたトーストといちごジャムの組み合わせは、まごうことなく美味しい一品。トーストの焼き加減も丁度良く、ふわふわサクサクでひとくち食べたら笑顔になっちゃう♡

今回、筆者は開店時間の直後に伺ったのだけど、入店後に地元の常連さんらしきお客様が次々にいらっしゃっていたわ。筆者のように代々木時代を懐かしみ訪れる人も多いと思うのだけど、調布に移転し、しっかりとこの場所に馴染んでいる様子が伺えなんだか嬉しくなってしまう。

まぁ、こんなに素敵な喫茶店なんですもの、どこにあっても地元に愛されることは間違いないのよネ。

昭和レトロ研究所 調布レトロ喫茶 「コーヒーハウスTOM」

今回は2021年に代々木から調布に移転した「コーヒーハウスTOM」を訪問した様子をお伝えしたわ。

移転しても昭和46年(1971)から続く歴史を、しっかりと感じさせてくれる「コーヒーハウスTOM」。変わらない店内でおいしい珈琲とフードを嗜む時間は、贅沢で何事にも代えることができないわ。

当時を知る人は、変わらぬ素晴らしさをおもいっきり堪能できるから、是非、是非、足を運んでほしいわ!もちろん当時を知らない人も、昭和レトロで素敵な時間が過ごせるので、是非足を運んでみてネ☆一度足を運んだら、その魅力の虜になることうけあいよ!

筆者も今度はババロアを食べに、また伺わなくっちゃ!

〒182-0012 東京都調布市深大寺東町8丁目21−3

JR三鷹駅から京王バスで「航研前」下車、バス停から徒歩4分(三鷹駅から歩いた場合、徒歩30〜40分ほど。)

京王線調布駅から小田急バスで「諏訪神社前」下車、バス停から徒歩2分

営業時間:11時00分~20時00分(営業日や営業時間は状況により変更となる可能性あり。)

店内禁煙

コーヒーハウスTOM (三鷹/喫茶店)
★★★☆☆3.13 ■予算(昼):~¥999
珈琲専門店 TOM (代々木/喫茶店)
★★★☆☆3.65

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