
前回の記事に書たのですが、このたび戦後最古の公営住宅「羽衣アパート」の見学会に参加するため、静岡市にやってきた筆者。
せっかく静岡市に来たので、このチャンスを逃すまいと、以前から泊まってみたかった静岡市にあるホテル「HOTELニューマスターチ」に宿泊してきたわ☆
【レトロホテル】「HOTELニューマスターチ」とは?
「HOTELニューマスターチ」があるのは、静岡駅から少し離れた葵区駒形通。近隣には今回見学会に参加した羽衣アパートや、昔ながらの商店街があり、昭和の匂いがぷんぷんしている場所。
もともとは「ビジネスホテル・マスターチ」として営業していたのだけど、惜しまれつつも一時閉業となってしまった。
その後、佇まいはそのままにリノベーションし、2023年に「HOTELニューマスターチ」として生まれ変わり、再オープンを果たしたホテルなの。
昭和の雰囲気はそのままに、お洒落でレトロに生まれ変わった「HOTELニューマスターチ」は、館内に「おふろ文庫」なる図書スペースも備わり、昭和マニアかつ本好きの筆者は、一度訪れてみたかったホテルなのよネ。
【HOTELニューマスターチ】に泊まろう☆

静岡駅から15分ほど歩くと、昭和の面影が残るイカしたホテルが見えてくる。それが今回の目的地「HOTELニューマスターチ」よ。

佇まいは古き良き昭和のビジネスホテルといった感じで、どこかノスタルジーな雰囲気が漂っているわ。

看板とアーチの屋根が、とびきりレトロ。

暗くなってから撮影した看板。いっそう雰囲気が増して妖艶さが漂う。
ちなみに、看板に描かれたおじさんは“マスターチおじさん”というイメージキャラクターらしい。
チェックイン・チェックアウトは自動でらくらく!

中に足を踏み入れると、レトロな雰囲気のフロントがお出迎え♡
写真は翌日のお昼ごろに撮影したため誰も写っていないけど、チェックインの時間帯(15:00ー22:00)はスタッフが基本的には常駐しているわ。

スタッフは常駐しているのだけど、チェックイン・アウトはフロントに設置されているタブレットからセルフで行うシステム。
予約後に専用コードが記載された案内メールが届くので、それに従い手続きをしましょ!
まぁでも、スタッフの人がタブレットの操作をして手続きをしてくれたので、操作に不安のある人も安心かも。
ちなみに、チェックアウトはセルフで行ったのだけど(スタッフ不在のため)、しっかり操作方法の案内が貼られているので心配無用よ。
あ、そうそう!今回筆者は楽天トラベルで予約をしたのだけど、料金は一泊4000円(ひとり)。近隣の宿泊施設の中でもかなりお安く泊まることができるのヨ☆(ちなみに今回筆者は2泊しました)


それにしても、自動チェックイン・アウトのタブレットという最新メカが置かれる中、とびきり昭和なランプや棚が置かれているコントラストがイカす。

スタッフがいる時間帯は、フロントでホテルのオリジナルグッズなんかも販売していたわ。(撮影し忘れてしまったけど)

ガラスケースの中には「ビジネスホテル・マスターチ」時代のグッズも展示されている。

年季の入ったレジスターからは、昭和の匂いがぶんぶん。「ビジネスホテル・マスターチ」時代は使っていたのかしら?
【HOTELニューマスターチ】シンプルな居室と共用設備

ではでは、チェックインを済ませたら、お部屋へと向かいましょ!
建物は8階建てで、3階から7階が客室となっているわ。

客室の廊下はまさに昭和のホテルといった感じ。
赤い絨毯もレトロで素敵♡
シンプルで機能的な室内

では、いざお部屋の中へ入ってみましょ!
お部屋にはお風呂やトイレが付いていないので、共用で使うのが苦手な人は注意して!
まぁ、お風呂やトイレはないけれど、お部屋はWi-Fi完備だし、冷蔵庫や空気清浄機、電気ケトルなどの一通り必要な電化製品は揃っているので安心よ。(ちなみにテレビはついていない)
あ!あとちょっと注意が必要なのが、室内着の貸出はないので必要な人は持参しましょ!

室内着はないけど、館内用のスリッパは完備している。
こちらもまたまたレトロで雰囲気ある〜っ♡

そしてテクノロジーに支配された現代人に必要な設備、コンセントはデスクにふた口ありマス。

枕元のライト用のコンセントもひと口余っているので、こちらも使用可能。
これだけあれば、ひとまずは事足りるでしょう。
共用のトイレとシャワールーム

トイレは各階に男女別で設置。
かな〜り昭和の雰囲気のトイレだけど、しっかり清掃されて清潔で使い勝手もよし。

続いてシャワールームをみてみましょ。
シャワールームがあるのは2階、こちらも男女別に設置されているわ。

誰もいなかったので、撮影させていただいたわ。
洗面台にはしっかりドライヤーも完備。

シャワーの台数も十分あるので、待つ必要なく使用可能。
実際、筆者が宿泊中、シャワールームが混雑していたことはなかったわ。

中もわりと広くて清潔で、問題なく使えたわ。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備されているのも嬉しい。
3階の共用設備と嬉しすぎるアメニティ♡

続きましては、3階にある共用設備をみてみましょ!
結構いろんな設備が完備されていて、至れり尽くせり♡

まず、至れり尽くせりっぷりを表しているのが、このアメニティルーム!

泊まるのに必要なアメニティ一式がずらり勢揃い♡
クレンジングや洗顔、化粧水に乳液、歯ブラシ・ブラシ・カミソリに耳栓まで揃っているの♡
もうねぇ、スキンケア用品を持ってこなくても全然問題なし!

しかも安心安全のDHCだし!ありがたやぁ〜〜〜♡
その他、貸出用の充電コードなんかも置いてあり、至れり尽くせりっぷりが凄い♡

その他3階には、卓球台が置いてある部屋があったり・・・・

レトロな談話室も完備。

ちなみに、自動販売機の部屋もあるんだけど、連泊したらドリンク引き換えコインをもらってしまった!

ありが〜く、復刻堂ミルクコーヒーをタダでゲット♡
いやぁ〜至れり尽くせり!

自動販売機以外にも、ウォーターサーバーも設置(無料)されている。
ピッチャーも置いてあり、部屋にお水を持っていけるという至れり尽くせりっぷりなのよ。
その他3階にはランドリールームも完備されており、長期滞在する人も安心。
【HOTELニューマスターチ】昭和レトロな「お風呂文庫」を満喫♡

はい、ここで「HOTELニューマスターチ」の一番の魅力である設備、「おふろ文庫」にいよいよ潜入してみましょ☆
「おふろ文庫」があるのは、シャワールームがある2階。

「おふろ文庫」はもともと共同浴場として使われていた場所を、図書室にリノベーションした施設なの。
当時の浴場だった雰囲気が存分に残っており、なんだかわくわくしてしまう♡

中に入るとお洒落でレトロな空間が広がっている。

昭和が溢れるマッサージチェアやブラウン管のテレビまであるぅううう♡
こころときめくアイテムがソコカシコに転がり、きゅんきゅんしてしまう。

もともとは脱衣所であったこの場所が、こんなに素敵なレトロ空間に生まれ変わったと思うと、ときめきが止まらないわ♡

暖簾をくぐって元お風呂場エリアにも潜入してみましょ☆

うぉおおおぉーーーーーーーーーーーっ!!
湯船がある!!たくさん本もある♡
なにここ♡夢の国じゃん♡

湯船の縁にずらりと並んだ本。

湯船の中で読む本も、これまた一興♡

“ゆ”のクッションも雰囲気を盛り上げてくれる。

きゃっ♡ライトも昭和だわ♡

元洗い場には、さながらお洒落なオブジェのように、カランが取り付けられている。
なんかもぅ、レトロさとお洒落さと心強さにノックアウトしてしまうわよ、こんなん。

筆者は宿泊期間中にかなり「おふろ文庫」に入り浸ってしまった。
それだけ楽しくて、テンションが上ってしまう場所なのよ。

文学作品やエッセイ、サブカル系や絵本などなど多種多様な作品が置いてあるから、どんな方でも読みたい本がみつかるかも。

本は選ぶ時間も楽しいのよネ♡

スタッフさんがおすすめの本を纏めたバックもあるので、迷ったらここから選ぶのもよし。
普段自分が読まない本との出会いもあって楽しいかも♪
「おふろ文庫」の本は貸出カードを記入すれば、ホテル内であれば持ち出しOK。自分の部屋でゆっくり読書時間を楽しむことができるのだ♡

そして併設されているサウナ室にも、ちょっとした秘密が・・・・

サウナ室にある本はメッセージカードを書くことで、一冊お家に持ち帰ることだできるのだ!
“捨てるではなく、売るでもない。必要なひとへ、どうぞと渡す 読み終わった本のやさしい形。”というメッセージがすごく良くない?
本との出会いは、新しい扉が開かれるチャンスなんですもの。

こちらも、文学作品からラノベまでいろいろ揃ってマス。

筆者もメッセージカードを記入して、「おにぎりの文化史」なる本をお持ち帰り♡

あっ、ちなみに読み終わった本は、入口の返却口に返しておけばオッケー。
【HOTELニューマスターチ】最上階の「パーラーマスターチ」

さてさて、続いてやってきましたのは、最上階8階にある「パーラーマスターチ」。

ここはラウンジになっていて、宿泊者は自由に使っていいスペースになっているのだ!

昭和レトロな喫茶店のような、とってもくつろげる空間。

市街地から少し離れているため、周りには高い建物がなく見晴らしもよき。
「羽衣アパート」も眺めることができる♡
おそらく天気がよければ富士山も見えたんだろうなぁ。(いや、天気はいいはずなのに、空気?気圧?なんかそんな感じで見えないのかも。)

「おふろ文庫」で借りてきた本をここで読むのも、また一興です♡

夜景もまたうつくしい。

あ、そうそう!実は「パーラーマスターチ」は朝食会場としても使われており、かわゆすぎるモーニングが食べられてしまうのだ!
が、現在は月に1回程度しか営業していないようで、筆者が泊まった時は残念ながら食べることが出来なかったわ・・・・ホットケーキ・モーニングセット食べたかった!!

朝食会場となっていただけあり、キッチン用のカウンターなんかも設置されている。

中をのぞくと厨房になっている。
うわぁ〜、今度はモーニングを提供している時に泊まってみたい!!
【HOTELニューマスターチ】併設された喫茶店

8階の「パーラーマスターチ」のモーニングサービスは営業していなかったのだけど、1階入口横が喫茶スペースになっていて、3人の店主が日替わりでソフトドリンクやお酒を提供しているのだそう。(営業は15:00ー22:00)

今回筆者は利用しなかったのだけど、店内をちらっと覗き見。
うわぁ〜かなりレトロで素敵♡
次回泊まるときには、ぜひこちらも利用しなくっちゃ♡
【昭和マニアも本好きも大満足♡】レトロホテル「HOTELニューマスターチ」に泊まろう☆

はい、今回は静岡市にあるレトロホテル「HOTELニューマスターチ」に泊まってきた様子をお伝えしました☆
昭和の面影を残しながらもレトロでお洒落に生まれ変わった「HOTELニューマスターチ」。ノスタルジックな雰囲気の「おふろ文庫」にはたくさんの本が収蔵されているので、のんびりホテルステイをするのにピッタリ♡
今回筆者もかなりホテルで過ごす時間が多かったのだけど、大満足できちゃった♡
みなさんも静岡市に宿泊の際には、ぜひ「HOTELニューマスターチ」に宿泊してみてネ!昭和マニアも本好きも満足できることうけあいよ♡
【HOTELニューマスターチ】場所・詳細
〒420-0042 静岡県静岡市葵区駒形通5丁目5−9
TEL:054-204-1185
MAIL:hotelnewmoustache@gmail.com
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