ねぇ知ってる?キティちゃんやマイメロ、シナモロールなどなど常にカワイイを生み出している「サンリオ」が2020年でなんと創業60周年だったんですって!
それを記念して現在、六本木ヒルズの東京シティビューで「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60周年史」が開催されているのよ。
こどもの頃から今でもお世話になりっぱなしの「サンリオ」だもの、これは行くっきゃないわよね!っーことで行ってきましたよ。
今回はその様子をレポートするわね。
昭和の頃から、少女たち、いや老若男女を魅了し続ける「サンリオ」の心意気を存分に堪能できる素晴らしき展覧会だったわ♡
六本木ヒルズ 東京シティビューで2022年1月10日まで開催
「サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60周年史」は2021年4月に名古屋から始まり大分と来て、ついに9月17日から2022年1月10日まで東京で開催される事になったわ。
この後のスケジュールとしては新潟・福岡・宮崎・などに巡回予定。(巡回先は変更になる可能性もあり。)
東京会場は六本木ヒルズ 東京シティビューの52階で開催。本体(?)の六本木ヒルズじゃなくって東京スカイビューのほうだから注意。
カワイイがあふれてる♡サンリオ展
それでは早速サンリオ展に行って見ましょう!まずはエレベーターで会場である52階に向かいましょ。
エレベーターを降りたエントランスには、増田セバスチャン制作のシンボリックアート「Unforgettable Tower」が出現。圧巻のかわいさ!!!
平成のカワイイをリードしてきたセバスチャンと昭和の時代からカワイイを作り続けるサンリオのカワイイのコラボ♡カワイイまみれじゃないの。
そして外に見える東京タワーまでもがカワイくみえてくるわよね。
会場は10:00〜21:00(最終入場20:30)までやっているから夜に来るのもいいかもしれないわね。
サンリオの歴史とカワイイへのこだわりが感じられる展示
エントランスを堪能したら、いよいよ中に入ってみてみましょう。展示品はすべて写真撮影可能よ。
いいポジションに鎮座する重鎮・キティさんとキキララさん。
はじめは昭和35年(1960)に「山梨シルクセンター」として開業したサンリオの初期の作品を展示。
当時はまだサンリオのオリジナルキャラクターは存在せず、内藤ルネや田村セツコ、水森亜土などの人気作家に制作を依頼していたわ。
きゃ〜ぁぁぁ♡ルネパンダよ♡カワイイ♡
「ルネパンダ」とは昭和46年(1971年)に内藤ルネが生み出したパンダのキャラクターよ。ロンドンの動物園で初めてパンダを見たルネがそのカワイさに魅了され誕生したのが「ルネパンダ」ってわけ。
実は「ルネパンダ」がパンダのキャラクターの元祖なの。誕生の翌年には上野動物園に「ランランとカンカン」が初めて日本に送られてパンダブームが起きたけど、その前からルネパンダは存在していたの。
本物のパンダのしっぽって白いのに、キャラクターになるとしっぽが黒いのは、「ルネパンダ」のしっぽが黒くデザインされているからその影響を受けているのじゃないか?な〜んてことも言われているわ。
個人的に内藤ルネには多大な影響を受けたので、ついつい興奮しちゃうわね。
山梨シルクセンター時代に生み出した、サンリオのオリジナルキャラクター商品。
昭和48年(1973)には社名を株式会社サンリオに改称。
昭和49年(1974)にはキティちゃんやパティーアンドジミーなど大人気キャラクターを次々に発表。そんな人気キャラたちをそれぞれのブースでしっかり紹介しているわよ。
昭和50年(1975)に誕生したマイメロちゃん。
昭和60年(1985)に誕生したマロンクリーム。懐かしすぎる・・・涙
そして忘れてはいけないのが、サンリオが出す出版物!伝説の雑誌「リリカ」も展示されているわ。
「リリカ」は昭和51年(1976)にサンリオから出版された漫画雑誌よ。昭和54年(1979)に廃刊という短命の雑誌だったけど、手塚治虫やちばてつや、山岸凉子にやなせたかしと豪華な執筆陣がラインナップ。
手塚先生の「ユニコ」!!!
昭和48年(1973)にやなせたかし責任編集で出版された「詩とメルヘン」とそのジュニア版として出版された「いちごえほん」
「詩とメルヘン」は平成15年(2003)に休刊するまで長きにわたり愛された雑誌よ。
誰もが幼少のみぎりにお世話になったであろうアンパンマン。
サンリオっ子のバイブルである「いちご新聞」の歴史も見逃せないわ。「いちご新聞」は昭和50年(1975)に創刊され、いまなお愛され続けているわ。
出版物だけじゃなく、もちろんサンリオの要であるキャラクターグッズもたくさん展示されているわ。
こどものころ持っていた商品も多数展示してされていて、元・少女である筆者は懐かしくって涙がでちゃうわよ。
サンリオショップで買い物すると袋に付けてくれたチャームも展示。懐かしい!!
このチャームを付けてもらえるのもサンリオショップでお買い物をする楽しみのひとつだったわ。
おそらく映えスポットであろう巨大キティちゃんも展示。
レディ・ガガが着た伝説のキティドレスも展示。
ただただ圧巻。ガガだからこの量のキティちゃんですんだけど、もっと面積の多い筆者用にこのドレスを作ったらどんだけのキティちゃんが必要になるのかしら・・・なんて考えたり。
最後は現代のアーティストたちとコラボしたゾーン。
昭和から平成、そして令和へとサンリオが歩んできた歴史とこれからが、存分に楽しめる展示になっているわね。
最後はマイメロちゃんの頭部がお見送り。「みんな、どうもありがとう!これからもよろしくね♡」なんて言われちゃったら、「こちらこそこれからもよろしくね♡」って感じよね。
たぶん筆者はおばあちゃんになってもサンリオが好きだと思うわ。
「サンリオ展」限定グッズも見逃せない♡
展示の他に見逃せないのが会場の最後にあるショップで買える限定グッズ!
筆者も思わずいろいろ買っちゃったので紹介するわ。
全部欲しかったけど、クリアファイルやタオルハンカチなど日常使うものを買った来てしまうところに所帯臭さ(所帯持ってないけど)が漂うわね。
オリジナルキティちゃんぬいぐるみは思わずカワイくって買っちゃったわ。あとポストカード。
で、このオリジナルのお菓子缶。中身が「瓦せんべい」っーのが渋くてイカすわよね。カワイイ中に渋みというギャップを入れてくるのもサンリオの強みね。
サンリオってカワイイだけじゃなく、昔からわりと渋いキャラや攻めたキャラも出しているからね。
「サンリオ展」のお値段は?
サンリオ展は当日券も発売しているけど、前売り券を買うとちょっとお安いのでオススメよ。
それにこのご時世だし入場制限もしているので、当日行って入れなかった!なんて事にならない為にも前もって買っておいた方がいいわね。
当日券 平日 | 当日券 土日祝 | 前売券 平日 | 前売券 土日祝 | |
---|---|---|---|---|
一般 | 2,100円 | 2,300円 | 1,900円 | 2,100円 |
学生(高校・大学生) | 1,500円 | 1,700円 | 1,300円 | 1,500円 |
子供(4歳~中学生) | 850円 | 1,050円 | 650円 | 850円 |
シニア(65歳以上) | 1,800円 | 2,000円 | 1,600円 | 1,800円 |
ローソンチケットで前売り券が買えるようになっているわ。
そして一般のチケットだけじゃなくグッズ付きチケット(平日券¥2600/土日祝券¥2800)も発売中よ!筆者はグッズ付き入場券買っちゃったわよ。
グッズ付き入場券でついてくる特典グッズは、オリジナルデザインの「フレークシール15枚入りオリジナルPVCフラットポーチ」!カワイイ♡
展示会場のショップで引き換えてくれるわよ。
「サンリオ展」東京会場のスケジュール・場所
東京会場のスケジュールは2021年9月17日〜2022年1月10日まで。(会期中は無休で営業)
10:00〜21:00まで開場しているわ。(最終入場20:30まで)
東京が終わった後のスケジュールとしては新潟・福岡・宮崎・などに巡回予定。(巡回先は変更になる可能性もあり)
お住まいの県近隣にいつ頃来るかは決まり次第HPで発表されると思うから、チェックしておくといいわ。
東京会場:東京都港区六本木6−10−1 ヒルズ森タワー52階
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅から徒歩約7分
「サンリオ展」見学しおえて。
はじめはこんなにカワイイサンリオ展だもの、ゆめかわいいナウなヤングなグループやお子様ばかりが来てるのかしら?なんて思っていたんだけど、わりと筆者のようにひとりで来ている人や、筆者よりも先輩と思わしき人たち、はたまた男性がひとりで来ていたりと多彩な顔ぶれだったわ。
やっぱりサンリオのカワイイは年齢や性別、はたまた国籍まで超越する素晴らしい力を持っていると実感。カワイイってやっぱりみんなが共通する感性だと感動したわ。
さすが昭和の時代からたくさんのカワイイを生み出しているだけあるわよね。
ここにレポートしたのも展示のほんの一部、まだまだサンリオの魅力やカワイイがつまっているから是非会場に足を運んでみるといいわ。今までよりももっとサンリオが好きになっちゃうんだから!
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