かって八王子市にあったUR都市機構が運営する「集合住宅歴史館」が、今年(2023年)赤羽台団地に移転し「URまちとくらしのミュージアム」に生まれ変わるわ。これは本当に楽しみでしかないわよネ!
それもこれも赤羽台団地のスターハウスが登録有形文化財に指定されたコトがキッカケなの。それだけ、団地のスターハウスは貴重で人気がある証拠よネ!
そんな貴重で人気のスターハウスですが、都内では住宅として機能している物件はほぼないの。赤羽台団地や、ひばりが丘団地などスターハウスが現存している場所はあるものの、住むことはできないわ。
そんな中、都内で唯一住宅として機能しているスターハウスが、東京都中野区にある「野方団地」。
「野方団地」には2棟のスターハウスが現存しており、今でも多くの住人が住んでいるわ。今回はそんな貴重なスターハウスを愛でてきた様子をお伝えするわネ☆
【超貴重!都内の現役スターハウス!】「野方団地」とは?
野方団地があるのは、東京都中野区。西武新宿線の野方駅から、歩いて5分ほどで着いてしまうという、超絶好立地な場所にあるわ。
野方団地は日本住宅公団(現:UR)により、昭和38年(1963年)に竣工された、スターハウス2棟と板状団地3棟からなる小規模団地。筆者が雑に加工した地図で申し訳ないけど、赤枠で囲った部分が野方団地の敷地よ。
実は野方団地、かつては全面建て替えの取り壊しが検討されていたの。でも住民の希望もあって、建て替えは取りやめられ、団地をリノベーションすることで、貴重なスターハウスが維持されることになったわ。
高度経済成長期の団地建設全盛期に建てられたスターハウスが、こうして現役で残っているということはとっても貴重。スターハウスを建てるには充分なゆとりが必要なため、住居数を増やすにはやや効率が悪い。そのため、昭和40年代に入ると、スターハウスはほとんど建てられることがなかったの。
なのでこうしてリノベーションされ、都内で現役バリバリで活躍しているなんて、本っと〜〜〜に貴重で喜ばしい事なのよ!
【超貴重!都内の現役スターハウス!】「野方団地」を愛でる。【4号棟・5号棟】
さぁ、それでは早速野方団地を愛でていきましょ。
団地エントランスに設置されたコンクリートの看板がお洒落。
入口を入ると、すぐにスターハウスがお目見え☆
いやぁ〜〜〜〜住みたい♡住みたいけど、リノベーションされた野方団地は、かなりの人気で募集をしてもすぐに埋まってしまうそう・・・まぁ、都心から近いスターハウスなんて、人気があるに決まっているのよ・・・
スターハウスの中に入ってみたいけど、現役バリバリな住宅のため衝動を抑えグッと我慢・・・
スターハウスは形状が格好いいだけじゃなく、住宅としてもとっても機能的。中央部が階段になっていて、部屋同士が隣接しないので各部屋に日が入り、騒音なども通常の板状団地に比べ軽減されるわ。
小規模な団地ながら、充分な通路が確保されていて清々しい雰囲気。
清掃も行き届いており、清潔感もあり住み心地もよさげネ♡
建物は綺麗に塗り替えられ、リノベーションされているわ。
もぅぅうう〜っ!!圧巻のかっこよさ!!なんなのっ!!
そして5号棟の隣には、4号棟のスターハウスが建っているわ。4号棟の前は駐車場になっていて、利便性もよさそうね。
何時間でも眺めてられる、うっとり具合♡(まぁ、住民のご迷惑になるので何時間も眺めるのは難しいですが・・・)
号棟表示もイカす!
【スターハウスだけじゃない!】野方団地の1・2・3号棟の板状団地
野方団地はスターハウスが一番の見どころだけど、それだけじゃないわヨ!
野方団地の1号棟〜3号棟は、板状団地が並ぶ。クラシカルな板状団地の前には植栽が植えられ、とってもよき雰囲気。
板状団地もリノベーションされ、綺麗に生まれ変わっているわ。
小規模団地かつ都心にあるにも関わらず、緑も多くゆとりのある作りなのは感心してしまうわネ。
【超貴重!都内の現役スターハウス!】「野方団地」を愛でよう☆
はい、今回は東京都中野区にある、昭和38年(1963年)に竣工された「野方団地」を愛でてきた様子をお伝えしたわ。
都内で唯一現役で住めるスターハウスを拝めるなんて、超が付くほど超貴重!しかも野方駅からも近く、かなりの好立地にあるのも嬉しいわよネ。
取り壊しの建て替え計画から、奇跡的に昭和の団地の姿を残したままリノベーションされた「野方団地」。令和の時代も、昭和の面影を残しつつ新しい風を吹き込むイカした団地として、いつまでも存在し続けてほしいものネ!
☆★団地は住宅です。住民の皆様に迷惑にならないように、静かに楽しく見学しましょう!★☆
【超貴重!都内の現役スターハウス!】「野方団地」の場所
〒165-0027 東京都中野区野方5丁目7
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