
2025年も年末に差し掛かり、今年を振り返ってみた。
今年(2025年)は「ミラクル9」(テレビ朝日様)の昭和レトロ企画に参加させていただいたり、仕事がほぼ在宅勤務になり毎日出勤する苦痛から開放されたり、居心地が良すぎるうえ仕上がりも満足な美容室に出会えたり、美味しいチョコレートが買えるお店に出会えたり・・・・と、素敵な出来事を数えればたくさんあって結果的には良い一年だったのよ。
だったのだけど、人間って(っていうより筆者が)アホで貪欲だからか、よくなかった出来事にフューチャーしちゃいがちなのよネ・・・・それでいうと恋愛運と金運がボロッボロでさぁ。(まぁこのふたつは今年に限ったことでもないんだけど。)
そんな今年の負の出来事を清算するため、パワースポットとして名高い秩父にある「三峯神社」へと行ってきたのよ。
で、行ってきたついでっていったらなんだけど、「三峯神社」のある秩父は昭和スポットとしてもアツイ場所。なので、いろいろと昭和スポットも巡ってきたってわけですよ。
とりあえず、今回はそんな昭和な街“秩父”を代表すると言っても過言ではない「パリー食堂」へお邪魔してきた様子をお伝えするわネ☆
【秩父】昭和レトロすぎる「パリー食堂」の外観

西武秩父駅から歩くこと7分。秩父のメインストリートであり大正や昭和の建築物が数多く建ち並ぶ、番場通りに今回の目的地「パリー食堂」はあるわ。
「パリー食堂」の創業は昭和2年(1927)、実に100年近い歴史があるというレジェンド級の老舗ってわけよ。
ちなみに、「笑点」のオレンジでおなじみで秩父出身の林家たい平師匠のご実家はすぐ近くで、子供の頃は「パリー食堂」によく通ったのだとか!これは笑点ファンとしては見逃せない事実よ。

建物は創業当時の姿を残し、登録有形文化財にも指定されているわ。

木造モルタルの二階建ての建物に施された装飾や飾り窓の美しさにウットリ。
かつては秩父銘仙の織物産業で栄えた秩父、当時の賑が目に浮かぶかのような佇まいに、思わずぐっときちゃうわネ。

うおぉ〜っ!!年季の入った商札もそのまんま!

まるで時が止まったような空間に、どきどきが止まらない。
安定の食品サンプルはこころを落ち着かせるわネ。

昭和30年代の雰囲気が残る姿は、まるでタイムスリップしちゃったみたい☆

このお店の入口がタイムマシンの扉だったりして・・・・な〜んて、荒唐無稽なことを考えつつ、お店の中へレッラゴーしましょ☆
【秩父】昭和レトロすぎる「パリー食堂」の店内

扉は本当にタイムマシンだったのじゃないかしら?と思うほど、店内も昭和!昭和!昭和!!!
空気感も昭和で本当にタイムスリップしちゃったみたい☆

筆者が伺ったのは平日の14時頃だったにも関わらず、店内はたくさんのお客様で賑わっていたわ。
観光客はもちろんなんだけど、地元のお客様がふらりとやってきて、遅めの昼食をさらりとたべてゆく姿も見受けられ、長く地域に愛されている様子が伝わってくる。
「パリー食堂」は本当に人気店で、“ステキ☆インフルエンサー”的な人も取り上げるようなお店なのに、そういう客層だけに振り切らないのは素晴らしいわネ。

もうねぇ、本当に昭和のまんまでいごこちが良い!!!
外観はモダンな洋風看板建築で店内は和の風味を感じる構造が、当時の流行りを感じさせ、まさに昭和遺産といった感じ!
はぁ〜♡居心地良すぎて住みたいまである。

備え付けられた提供口(?)もなんか素敵♡

そうそう!そしてこのテーブルや椅子の昭和っぷりときたらっ!!!もぅ最高じゃないの♡
昭和の食堂のテーブルったら、コレか緑のウネウネした模様のやっつて相場が決まってんのよ。
もう愛おしすぎて気が狂いそうになるじゃない!
最近ここまで昭和な食堂って少なくなってきているから、映画のセットかと思っちゃうほど。
【秩父】昭和レトロすぎる「パリー食堂」のメニュー

さぁさぁ、では本格的に気が狂う前に(まぁ既に狂ってるっちゃー狂ってるんだけど)、「パリー食堂」のメニューをチェックしてゆこうではないですかっ☆
オムライスやカツカレー、ラーメン、カツ丼・・・・と王道の昭和食堂メニューがラインナップ。ビールに最適なカツ煮やポテサラなんかもそろい、控えめに言っても最高すぎる♡
たぶん「パリー食堂」に来て食べたいメニューがないなんてことは、100%“ない”と言い切れるほど、かゆいところに手が届く豊富なメニューが揃っているわ。
老若男女誰が来ても食べたいものにありつける、それが昭和の食堂ってものよ。
【秩父】昭和レトロすぎる「パリー食堂」のオムライスプリンセット

はい、そしてたくさんの美味しそうなメニューから今回筆者が注文したのが「オムライスプリンセット」(2200円)
な、なんとこちらのメニューは、オムライスとプリンとクリームソーダがセットになったという、人類の夢と言っても過言では超豪華セットなのだっ♡

とんでもねぇわんぱく感!!
オムライスもプリンもクリームソーダもレトロ過ぎて、ヴィジュアルも完璧なまでにかわゆい♡

まずはメインディッシュのオムライスから♡
しっかりした焼き具合の薄焼き卵にくるまれた、王道中の王道の完璧なまでの昭和風情のオムライス♡最高すぎるわ♡
添えられたサラダには、色とりどりのフルーツも盛られてなんとも豪華!

いやぁ〜美しい♡これはもぅ芸術作品と言ってもいいほどの美しさネ。

そしてヴィジュアルがよいだけでなく、お味だって勿の論でバッチグーよ☆
王道の薄焼き玉子のなかには、これまた王道のケチャップ味のチキンライス♡正真正銘のケチャップのみの味付けは、懐かしさの極みだわ。
そしてチキンライスの具材の玉ねぎや鶏肉は大きめにカットされているため、食べごたえも抜群!
これでいい、じゃなくて、これがいいのよって言いたくなる一品ネ!

メインディッシュのオムライスを堪能したら、デザートのプリンとクリームソーダを堪能してゆきましょ!
とびきりレトロでポップなヴィジュアルにきゅんきゅんしちゃう♡

まずはプリンから♡
銀のお皿に盛られた固めのプリンは、見ただけで美味しいのがわかっちゃう♡

そして見た目通り、お味は勿論バッチグーよ♡
ぶりんぶりんの弾力が強いプリンは、これぞレトロプリンといった感じ。甘くて卵味の強いプリンに、ほろ苦のカラメルソースがマッチして、間違いない美味しさを醸し出しているわ♡
さくらんぼとクリームがちょこんと乗っているのもポイント高いのよネ!

そして最後はクリームソーダ♡
みて♡見て♡観て♡このかわゆいヴィジュアル系クリームソーダをっ!
脚付きのレトロなグラスになみなみと注がれたメロンソーダ、そこに乗るのはまぁるく型どられたアイスクリームにちょこんと飾られたさくらんぼ♡もう最高♡
こちらも見た目だけでなく、勿論お味もバッチグーよ!
昭和の空気がそのまま詰まった空間で、こんなにもレトロで美味しいオムライスプリンセットをいただくと、本当に昭和にタイムスリップした気分になっちゃうわネ♪
ここまでしっかり昭和な食堂って本当に最近少なくなってきたのよね・・・・いついつまでも、昭和の空気を感じれる「パリー食堂」がこのまま続くことを願うわ。

↑ちなみに、登録有形文化財でもある「パリー食堂」を守る為にも現在クラファンも実施中!
素敵な昭和遺産を後世に残すためにもぜひ参加しましょ!
【秩父】昭和レトロすぎる「パリー食堂」の場所・詳細
〒368-0041 埼玉県秩父市番場町19−8
西武秩父駅から徒歩7分
営業時間:11時30分~19時00分(営業時間や営業日は状況により変更となる可能性あり)
店内全席禁煙🚭



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